更新日:2024年12月27日
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アニサキスによる食中毒が発生しています!
アニサキスによる食中毒が都内で多く発生しています。
区内でも令和3年度に3件、4年度に2件、5年度に1件のアニサキスを原因とする食中毒が発生しています。生もしくは加熱が不十分な魚を食べる際は、アニサキス食中毒に十分に注意しましょう。
アニサキス食中毒とは?
(出典:東京都福祉保健局ホームページ「食品衛生の窓」)
アニサキスはカツオ、サバ、アジ、サケ、ニシン、スルメイカ、イワシ、サンマなどの幅広い種類の魚に寄生しており、それらのアニサキスが寄生した魚を生や加熱不十分な状態で食べることにより、まれにアニサキス症(食中毒)となります。
一方、アニサキスの寄生した生餌を与えていた場合などを除き、養殖魚には、アニサキスの寄生がほとんど認められていません。
どんな症状を発症する?
多くが8時間以内に、主に激しい腹痛を生じます。吐き気、おう吐などの症状を伴う場合もあります。
これらの症状は、胃けいれん、胃潰瘍、虫垂炎などの症状と類似しているので、医師の診断を受けてください。
予防方法は?
加熱調理が最も効果的です。
- マイナス20℃で24時間以上(中心部まで)凍結すると死滅しますが、通常の料理で用いる程度のワサビ、醤油、酢などではアニサキスは死にません。
- シメサバを作る場合、塩じめ工程でマイナス20℃で24時間以上(中心部まで)凍結することも予防法の一つです。
- 内臓の生食をしないでください。
- 魚介類を生食する際には、より新鮮なものを選び、早期に内臓を除去し、低温(4℃以下)で保存してください。
アニサキス食中毒に関する詳細は、下記をご覧ください。
問い合わせ先
食品衛生第一係・第二係
電話番号:03-3658-3177(代表電話)