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更新日:2023年11月29日

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松本 武尊(まつもと たける)さん(陸上競技)

東京2020パラリンピック競技大会で走る松本武尊選手

写真:アフロスポーツ

競技

陸上競技

クラス:T36

T36は、立位で歩行または走ることが可能な四肢まひのクラス

生年月日

2001年8月25日

所属

AC・KITA

選手紹介

スタートに立つ松本武尊選手

写真:アフロスポーツ

松本選手は江戸川区立春江小学校を卒業後、中学と高校では陸上部に所属し、短距離選手として活躍していました。高校2年の夏、松本選手は突然の病に罹り、身体にまひが残ったため一度陸上競技から離れます。しかしその1年後、「陸上で自分を変える」という想いからT36クラス(脳性まひ)のパラ陸上選手として、新たな挑戦をスタートしました。

これまでの陸上競技経験を活かしながら練習に取り組んだ松本選手は、パラ陸上への転向から半年たたずして100メートルと200メートルの日本記録を更新します。こうした活躍が目に留まり、2020年末には日本代表合宿へ招集され、トップアスリートへの一歩を踏み出し、さらに、2021年には400メートルでも日本記録を更新。短期間で次々と記録を更新していく松本選手は、期待の選手として注目を集めていきました。

2021年の夏、松本選手は東京2020パラリンピック競技大会への出場が決定。本大会では、男子400メートル(T36)で7位、男子100メートル(T36)で10位の成績を収め、初のパラリンピック出場で力強い走りを見せました。

その後、800メートルの日本記録も更新し、4つの日本記録保持者となり、2022年には400メートルでアジア記録を更新しました。

2023年には、パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会へ出場。男子400メートル(T36)で4位となり、自身が持つアジア記録をさらに更新しました。

松本選手の今後の更なる活躍に注目です!

記録

日本記録

松本選手は、陸上競技(T36)で4つの日本記録を保持しています。

  • 100メートル
  • 200メートル
  • 400メートル(アジア記録)
  • 800メートル

主な戦歴

大会名 出場種目など
2023 杭州2022アジアパラ競技大会 男子400メートル(T36) 2位  
男子100メートル(T36) 3位  
第2回WPA公認NAGASEカップ パラ陸上競技大会 男子400メートル(T36) - アジア新記録
パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会 400メートルユニバーサルリレー 1位  
男子400メートル(T36) 4位 (アジア新記録)
2023ジャパンパラ陸上競技大会 男子100メートル(T36) 1位 日本新記録

男子400メートル(T36)

1位 大会記録
第34回日本パラ陸上競技選手権大会 男子100メートル(T36) 1位 大会記録
男子400メートル(T36) 1位  
2022 第1回WPA公認NAGASEカップ パラ陸上競技大会 男子400メートル(T36) - (アジア新記録)
男子200メートル(T36) - 日本新記録
2022ジャパンパラ陸上競技大会 男子100メートル(T36) 1位

(日本新記録)

男子400メートル(T36) 1位 (大会記録)
2021 2021関東パラ陸上競技記録会 男子800メートル(T36) 1位 日本新記録
東京2020パラリンピック競技大会 男子400メートル(T36) 7位  
男子100メートル(T36) 10位  
12th Fazza Championships GP 2021 男子400メートル - (日本新記録)
2020 第25回関東パラ陸上競技選手権大会 男子100メートル 1位 (日本新記録)
男子200メートル 1位 (日本新記録)

(アジア新記録)(日本新記録)(大会記録)は、当該大会で当時の記録を更新したことを表しています。

このページに関するお問い合わせ

このページは文化共育部スポーツ振興課が担当しています。

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