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更新日:2025年12月26日

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2025年12月26日 「Edogawa English World」本日開催

児童・生徒向けの英語体験イベントを区教委が初開催

躊躇なく英語を話す子どもの育成を目指し、区は本日(26日)、小中学生が英語を使ってゲームや体験プログラムに挑戦する英語体験イベント「Edogawa English World」を区立西葛西中学校(西葛西5丁目)で開催しました。

2020年度に全面実施された新学習指導要領で、小学校3年生から必修となった「外国語活動」。本区の区立小学校では、外国語教育の向上を目的とした研究チームによる授業研究などを通じて、児童が楽しみながら英語に親しめる授業づくりに取り組んでいます。また、区立中学校では、教員の研修を充実させるほか、専門的な知見をもつ教科アドバイザーを各校へ派遣するなど、教員の授業構成力や指導技術の強化を図っています。生徒へは、習熟度別指導や少人数指導を取り入れるとともに、ネイティブスピーカーを活用した英会話環境を整備するなど、生きた英語に触れる機会を創出しています。

本イベントは、英語での交流を通して、子どもたちに英語で話す能力や意欲を高めてもらおうと区教育委員会が初めて主催。海外旅行で役立つ「レストラン」「医務室」「ショップ」といった具体的なシーンの設定で、子どもたちが主体的に発話できる実践的かつ遊び心のあるプログラムなどを企画しました。外国語講師派遣事業などを展開する株式会社ボーダーリンク(代表取締役社長:安井 康真)のALTとグループをつくり、生きた英会話に挑戦します。

本日午前9時、西葛西中学校の屋内運動場には、同校の語学研究部の生徒28人と区内小学校の3年生以上の児童59人が集まりました。子どもたちはグループに分かれると、さっそく“海外旅行”へ。「医務室」のブースでは、医師に扮したALTに英語で「どうしましたか」と聞かれると、子どもたちは机に並べられた「腹痛」や「けが」などを表す絵と英語が描かれたカードを渡し、その単語や会話のフレーズを練習しました。はじめは戸惑う姿もありましたが、徐々に会話の数も増え、イベント後半のプログラムでは、積極的に仲間に英語で話しかけるなど、英語で伝えることへの自信を深めていきました。

小学6年生の参加者は「学校の授業以外で初めて外国の人と話しました。フレンドリーで初対面でも話しやすく、楽しく勉強できました」と笑顔で話しました。

区教育委員会の内野雅晶(うちのまさあき)教育長は「すべての子どもたちが楽しく、実践的に英語に触れる環境を整え、躊躇なく英語を話すことができる人材を育てていきます」と話しました。

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