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更新日:2025年12月23日

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2025年12月23日 「ふるさとウェディングin江戸川区」 区役所などで実施

専門学校生による卒業制作 区内を舞台にした結婚式

地域資源を生かした新しい結婚式のあり方を創出しようと、「東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校(西葛西5丁目)」の学生が本日(23日)、「ふるさとウェディングin江戸川区」を実施しました。同校の卒業制作として企画され、模擬挙式が江戸川区役所(中央1丁目)で行われました。

「ふるさとウェディング」は、地域独自の文化や食、風景、伝統などを生かした新しい結婚式の形。区出身でウェディングドレスデザイナーの故桂由美(かつらゆみ)さんが提唱した考え方です。自分の生まれた町や思い出の場所の地域資源を活用し、公共空間で式を執り行うことで、地域とともに祝福を分かち合います。

東京ホテル・観光ホスピタリティ専門学校のブライダル専攻では、1年次でふるさとウェディングについて学習。区の資源を生かした結婚式を課題に、企画立案やプレゼンテーションなどを行っています。現在の3年生は、名誉学校長の桂さんから指導を受けた最後の代であることなどから、卒業制作として初めて江戸川区を舞台とした「ふるさとウェディング」を行うことに決めました。

卒業制作は、3年生21名がフォトグラファーや介添え、演出、スタイリングなど、企画から運営までの全てを担います。1年次に授業で企画した案を軸に構成しています。挙式に先立って撮影されるウェディングフォトは、区内銭湯「仁岸湯(中央2丁目)」で撮影。日常の延長線上にあり、ふるさとのあたたかみが感じられることなどから選定しました。企画の中核となる模擬挙式は多くの方の目に触れる区役所がふさわしいと考え、区に相談。区では、出会いから結婚、出産、子育てまで、望む方が希望をかなえられるよう幅広く支援する「えどがわ50の子育てプラン」を展開しており、その中の一つ「結婚支援」の機運醸成につながるとして、協力することにしました。挙式の後は、「小岩駅前通り美観商店街(フラワーロード)」に場所を移し、地域へのお披露目を行います。

ふるさとウェディング

本日(23日)午後0時50分、新郎新婦役が区役所正面玄関に姿を現し、ハンドベルの演奏が鳴り響く中、区役所前庭に入場してきました。友人役の問いかけに答える形で誓いの言葉を交わし、指輪を交換。新郎が新婦の薬指に婚約指輪を重ねてつける「エンゲージカバーセレモニー」も行われました。続いて、新郎新婦役の前にA3サイズの色鮮やかなキャンバスが登場。2人は手を取り合って刷毛で色を重ね、「キャンバスアート」を完成させました。最後に、婚姻届を区職員に模擬提出し、セレモニーは終了。区民や区職員が笑顔で見守る中、終始和やかな雰囲気で執り行われました。

ハンドベル演奏などを担当した学生は、「結婚式専用の施設ではない場所で挙式や撮影を行うのは、今回が初めてでした。区役所では婚姻届の提出、銭湯では湯おけを持っての撮影など、その場所だからこそできることもあり、よいウェディングイベントを演出できたと思います」と話しました。

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