更新日:2025年8月22日
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2025年8月22日 地域包括支援センターで障害に関する相談を受け付け
身近な場所で気軽に相談を
江戸川区は、障害に関して身近に相談できる場所を整備しようと、「江戸川熟年相談室江東園(江戸川1丁目)」で障害相談の受け付けを今月から開始しました。今後、区内の各地域で相談体制の整備を順次進めていきます。
「熟年相談室」は、江戸川区における地域包括支援センターの愛称であり、区内19カ所(分室を除く)に設置。住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援が一体的に提供される仕組み「地域包括ケアシステム」の中核を担っています。主任ケアマネジャーや社会福祉士、保健師などの専門職が配置され、高齢者やその家族から介護や認知症に関する様々な相談を受け、支援をしています。開設日は、月曜日から土曜日の午前9時から午後6時まで。
区が障害や難病等のある区民を対象に2022年に実施した「江戸川区生活ニーズに関するアンケート調査」によると、日常生活における困りごとを相談する相手がいない理由として、「相談先がわからない」が35.8%で最も多く、「近くに相談する場所がない」は15.9%に上りました。また、区が充実すべき障害者福祉施策としては、「いつでも気軽に相談できる窓口(33.2%)」や「介助している家族への支援(13.6%)」を求める声が多くありました。区は同調査の結果を踏まえ、土曜日も開設しており、身近な相談窓口として利用されている熟年相談室に、障害についての一次的な相談を受け付ける機能を追加することにしました。
「江戸川熟年相談室江東園」では各種手続や、生活の上での困りごと、障害者福祉サービスなど、幅広い相談を受け付けています。今年度中に3カ所の熟年相談室でのモデル実施を予定し、来年度以降に順次区内全域で相談を受け付けられるよう拡大していきます。
福祉部の山本晃弘(やまもとあきひろ)副参事は、「身近な場所で相談できる窓口を設置することで、障害のある方やご家族の利便性を高めることが期待できます。また、介護保険と障害福祉にまたがる複合的な相談へも対応することで、区民の方が安心して相談できる環境整備を図っていきます」と話しています。
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