更新日:2024年10月21日
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2024年10月18日 正直に伝え、区の“これから”を問う 区民アンケートを実施
迫りくる人口減少社会の到来に向け、持続可能な行政運営体制を構築
区は21日(月曜日)から全戸配布する区広報誌の特別号の表紙で、「区のこれからについて、誰もがあまり触れたくないことも正直に載せています。その上で、区の考えをお示しし、広く皆さんのご意見をお聞きしたいと思います」とのメッセージを載せ、広く区民の皆さんから意見を聴く区民アンケートを実施します。誌面で説明している「誰もがあまり触れたくないこと」とは「区の人口がこれから、2100年にかけて半減し、歳入(一般財源)は6割減、区職員も半減する」といった将来の見通しです。
アンケートの設問は「行政サービスの水準と区民負担を今後どうするのがよいのか?」の一つ。区政運営も家計や企業と同じで、収入と支出のバランスをとらなくてはなりません。今はバランスがとれていますが、今後人口減少などの影響により歳入が減り、少子高齢化によって社会保障費が増加していくと、これらのバランスが崩れてしまい、行政サービスの提供ができなくなってしまうかもしれません。そこで、区はこれらの影響によって財源不足が顕在化する前に、今から計画的な見直しを少しずつ行うことで、将来にわたって持続可能な江戸川区を構築したいと考えています。
今回のアンケートでは、区が目指すべき方向性について、「(1)高サービス-高負担」、「(2)中サービス-中負担」、「(3)低サービス-低負担」の三つの選択肢の中から、区民の皆さんがよいと思うものを一つ選んでいただきます。
対象は区内在住の方。実施期間は11月18日(月曜日)までです。回答方法は、全戸配布する広報誌に添付するハガキのほか、インターネットからもできます。また、将来世代の声も聴くため、区内の小・中学校に通う小学5年生以上の児童・生徒へ同アンケートの回答依頼を実施。1人1台配備されているタブレットに、説明用の動画及び回答フォーマットを配信します。
区では今後、アンケートの結果を踏まえて区の将来の方向性を決定し、12月頃に公表するとともに具体的な取り組み内容を提案することを予定しています。経営企画部企画課の椎名真雄(しいなまさお)課長は、「今後の区政運営方針を決めるにあたり、ぜひ多くの区民の皆さんに回答していただきたい」と話しました。
区ホームページ:区民アンケートを実施します!あなたはどの江戸川区を選びますか?
【参考】これまでの区の取り組み
- 令和3年度
- 共生社会実現に向けた「ともに生きるまちを目指す条例」を制定
- 令和4年度
- 2100年までに目指す理想の姿をまとめた「2100年の江戸川区(共生社会ビジョン)」を策定
- 令和5年度
- 「ビジョン」の実現に向けて、必要な取り組みの方向性をまとめた「アクションプラン」を策定
- 令和6年度
- 広報誌8月15日号で、将来に向けた区の考えを公表し意見募集を実施
- 将来世代の声を聴く取り組みとして、8月20日に小・中学生を対象にしたワークショップを開催(区長自ら説明を行い、子どもらと意見交換)
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