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更新日:2024年10月3日

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2024年10月2日 江戸川総合人生大学開学20周年記念講演会・パネルディスカッション開催

学びの成果を振り返り、地域貢献の意義を考える

江戸川区が設立した地域貢献を志す区民の学びの場「江戸川総合人生大学(学長:北野大(きたのまさる))」が開学20周年を迎え、本日(2日)、タワーホール船堀(船堀4丁目)で記念式典や北野学長による特別講演、卒業生の活動グループによるパネルディスカッションがで行われました。

江戸川総合人生大学は、2004年10月に江戸川区が開設しました。地域デザイン学部の江戸川まちづくり学科と国際コミュニティ学科、人生科学部の子育てささえあい学科と介護・健康学科の2学部4学科で構成されています。学生は2年間の実践的な学びを通して地域課題を発見し、その解決に向けて互いに知恵を出し合い、社会貢献活動をしています。また、世代を超えた交流により、新たな仲間とつながり、生きがいづくりにもつなげています。これまでに卒業した学生は1,243名で、100のボランティア団体がつくられました。区内では、幅広い分野で多くの団体が地域貢献を行っています。

本日(2日)午後1時30分から行われた第1部では、20年間の歩みをまとめたビデオを上映後、記念式典が行われました。式典の冒頭、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長は、共育協働の理念のもと、大学の設立に尽力した北野学長や多田正見(ただまさみ)前区長の功績に触れ、「開学から20年が経過した今、まさに描かれた理想の姿が現実となって表れています。今後もまちを支える学びが継承されていくことを願います」とあいさつしました。また、来賓として招かれた多田前区長は、「ここまで来れたのは、北野学長や先生方、地域貢献をしたいという崇高な気持ちで入学した学生の心意気によって実が結ばれたものです」と感謝を述べました。

続いて、北野学長はボランティア活動の起源や必要性について特別講演。日本では古くから助け合う精神が根付いていたことや、身近なボランティアの例などを紹介しました。北野学長は、「ボランティア活動を通して、人と人とのふれあいを大切に、生きがいある人生につなげてほしいと思います」と締めくくりました。

パネルディスカッション

午後3時から行われた第2部では、コメンテーターに千葉大学大学院教授でうらやす市民大学副学長の関谷昇(せきやのぼる)氏を迎え、卒業後に地域で活躍している5つの団体の代表者によるパネルディスカッションを開催。初めに、それぞれの団体を立ち上げた経緯や、日本語ボランティアやフードバンクなどといった活動内容を発表しました。次に、活動を通じて学んだことや、同大学の新たな可能性について議論しました。関谷氏は、「行政では手が届きにくい部分を補う市民の力がますます問われています。学生同士で協力しながら、さらに社会貢献活動の幅を広げていってほしい」と話しました。

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