更新日:2024年10月4日
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2024年10月4日 塙町から寄贈されたコシヒカリをつかった郷土料理を小学校の給食で提供
温かく美味しいご飯で、塙町の理解を深める
区立松江小学校(松江1丁目/校長:大須賀慎一/全校児童数:600名)では本日(4日)、区と交流のある福島県塙町(町長:宮田秀利)から寄贈されたコシヒカリをつかい、給食で福島の郷土料理が全校児童に提供されました。子どもたちは、事前に塙町の名所や特産品などについて学ぶなど、塙町への関心を深めました。
福島県塙町は、以前から松江地区連合町会と関わりがあり、地域まつりで同町の特産品を販売するなどして住民同士の交流を続けてきました。こうした縁から、区と同町は昨年12月、災害時の協力協定を締結。救援活動や災害復興などで連携を図ります。同町は10月13日(日曜日)に開催する「第47回江戸川区民まつり」にも初めて出展。災害時に限らず、日頃から顔の見える関係をつくることで、さらに交流の輪を広げていきます。
今回の寄贈は、東京地方で米が不足していることを心配した同町の申し出によって実現したもの。同町の職員が9月12日(木曜日)、まちの振興のために活用している「コシヒカリ」210キログラム(30キログラム×7袋)を、片道三時間以上かけて、松江地区連合町会内にある松江小学校に届けました。
寄贈を受けた同校の児童は、事前に授業で塙町について名所や特産品などを調べました。また、同校栄養士も同町の気候や郷土料理などについて紹介した資料を作成し、全校児童に配備されているタブレット端末に配信しました。
本日(4日)12時30分、5年3組(33名)のクラスにも福島県の郷土料理が提供されました。ホタテの貝柱でだしをとり、サトイモや豆麩などを加えた具沢山のお吸い物「こづゆ」や、ジャガイモに味噌や砂糖などで甘辛く味付けをした「みそかんぷら」が、艶々とした温かいご飯と一緒に並びました。子どもたちにも食べやすいよう、こづゆの具材を変更したり、本来は炒めてつくるみそかんぷらを油で揚げたりといった工夫がされていました。児童は校内放送で、「感謝のきもちをもっていただきましょう」と全校に呼びかけました。
給食を味わった児童は、「お米はもちもちとした食感でとてもおいしく、感謝しながら食べました。いままで塙町のことをあまり知りませんでしたが、今度行ってみたいと思いました」と笑顔で話しました。
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