更新日:2024年10月29日
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2024年10月29日 「江戸川区多文化共生センター」オープン
外国人世帯にハガキでお知らせ
江戸川区は、在住外国人の日常生活を支援する拠点として、「江戸川区多文化共生センター」をタワーホール船堀(船堀1丁目)3階にオープン。区内の全ての外国人のみ世帯に、開設をお知らせするハガキを送付しました。センターでは、日常生活での困りごとに多言語で対応する相談窓口のほか、日本語教室や多文化交流イベントを開催していきます。
2024年10月1日現在、区内には約120カ国、46,796人の外国人が暮らしています。20年前の2003年と比べるとその数は2倍以上となっており、23区では新宿区に次いで2番目です。区が実施した「施策策定のための人口等基礎分析(2020年3月)」では、2100年には区内の外国人の将来人口が約75,000人、5人に1人になることが推計されています。
区は昨年8月、区内に住む外国人の困りごとなどを調査するため、区内全ての外国人世帯約2万世帯を対象にしたアンケートを実施。住みよい街にするために、区に取り組んでほしいことを聞いたところ、「外国人向けの相談窓口、情報発信(51.6%)」が最も多く、次いで「日本語を学習できる場(47.9%)」を求める声が多くありました。また、自由意見では、「行政から届くお知らせや手紙などが日本語なので読むのが大変」や「保育園への入園の方法がわからない」など、日常生活での困り事が多く挙がりました。こうした声を受け、本区で暮らす外国人の生活支援の拠点として26日(土曜日)、タワーホール船堀3階に多文化共生センターをオープンしました。
多文化共生センターには、外国人が多言語で生活相談を行うことができる「相談窓口」を設置。日本語のほか英語と中国語に対応する相談員4名を配置しており、タブレットでのオンライン通訳を含めると14言語で対応可能です。また、国や都などの在住外国人向けのチラシを配置する情報コーナーを設けています。今後は、日本語教室や日本人と外国人が互いの文化を知る交流イベントなどを開催していく予定です。開設日は火曜日から土曜日、午前9時から午後5時まで。相談受付は午前10時から午後4時30分までです。学校や仕事で平日の利用が難しい外国人にも対応するため、土曜日も開設しています。開設にあわせ、全ての外国人のみの世帯にセンター開設のお知らせハガキを送付。区広報誌やSNSなどでも情報を発信し、日常生活で困る外国人の利用を促します。
SDGs推進部ともに生きるまち推進課の井口隆太郎(いぐちりゅうたろう)課長は、「日常での困り事相談や日本語教室の開催により、外国人区民が日本人と同等の行政サービスが受けられるよう支援していきます。多くの方に利用いただき、少しでも安心して暮らしてもらいたい」と話しました。
江戸川区多文化共生センター
- 開設日 令和6年10月26日(土曜日)
- 所在地 タワーホール船堀 3階(船堀4丁目1番1号)
- 開館日時 火曜日から土曜日 午前9時~午後5時 (注)相談窓口は、午前10時から午後4時30分
- 業務内容 生活相談、日本語教育、交流機会の創出
- 対応言語 日本語・英語・中国語 (注)その他、オンライン通訳などを活用し対応
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