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更新日:2024年10月21日

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2024年10月21日 「塩沢江戸川荘」温浴棟オープン

両都市の友好、お風呂で身も心も温める

友好都市の新潟県南魚沼市にある区民健康施設「塩沢江戸川荘(南魚沼市舞子)」に19日(土曜日)、露天風呂やジェットバスなど8種類のお風呂が楽しめる温浴棟が新たにオープンしました。当日行われたオープニングセレモニーには、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長や林茂男(はやししげお)南魚沼市長らが出席し、集まった利用客や地元住民らとともに開業を祝いました。

区は1988年12月、区民世論調査で「区民保養所の設置」が要望に挙がったことなどから、新潟県旧塩沢町(現在の南魚沼市)に「塩沢江戸川荘」を開設しました。区内から四季折々の観光名所を巡りながら施設へ向かう送迎バス「塩沢号」が好評で、利用客も年々増加。今年3月末までに延べ約58万4千人が利用しました。開設をきっかけに親睦を深めた両都市は、2020年8月5日に友好都市盟約を締結しています。

これまで同施設には宿泊者専用の浴場がありましたが、宿泊者からの“温泉が欲しい”という多くの声を受けて、温浴棟の建設を計画。2022年の着工から、約2年の工期を経て今年7月に完成しました。2階「つつじの湯」と3階「かたくりの湯」は男女入れ替え制の大浴場となっており、両都市の花にちなんで名付けられています。四季折々の景色を楽しむことができる露天風呂と大浴槽には、南魚沼市内でくみ上げられた天然温泉を使用。泉質は鎮痛効果などがあるナトリウム塩化物泉です。また、高濃度炭酸泉やジェットバス、水風呂付きサウナなど8種類のお風呂を用意。大浴槽にはスロープが設置されており、車いすのまま入浴することができるバリアフリー対応です。1階は、新潟県の特産物を使用した軽食などを提供するカフェや、休憩スペースなどが設けられています。日帰り料金は、江戸川区民と南魚沼市民が中学生以上880円・3歳~小学生400円、それ以外の方が中学生以上1,280円・3歳~小学生600円です(入湯税120円除く/土曜日・日曜日祝日・繁忙期は+200円)。

テープカット

19日(土曜日)午後1時30分から宿泊棟1階多目的ルームで行われたオープニングセレモニーは、南魚沼市の郷土芸能「御実城太鼓(おみじょうだいこ)」の演奏で華やかにスタート。斉藤区長は、「南魚沼市の素晴らしい景色を眺めながら、両都市に思いを馳せていただきたい。多くの方にご利用いただき、両都市の友好関係がさらに深まることを願います」とあいさつしました。来賓を代表し、林市長は「塩沢江戸川荘は、両都市の結びつきが深まっていることを示す象徴的な場所です。心あたたまる温浴棟の完成を、心からお喜び申し上げます」と祝辞を述べました。その後、温浴棟正面玄関前に移動しテープカットと記念撮影を行いました。午後2時からは、温浴棟の利用が始まりました。初日は、開業に合わせて運行された塩沢号特別便の乗客や地元住民、宿泊客など71人が利用。自然豊かな景色を眺めながら温泉に浸かったり、湯上りにカフェで軽食を楽しんだりと、ゆったりとした時間を過ごしていました。

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