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更新日:2024年10月31日

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2024年10月31日 学校施設の請負工事契約における不適切事務の発覚

学校施設の請負工事契約について、同一事業者に同一金額で不適切に分割発注していると見受けられる事案のあることが、令和6年9月に実施した定期財務監査において発覚しました。今後、区教育委員会では、関係部署で組織する検証チームで当該事案の検証及び再発防止策の検討をしてまいります。

1 工事件名

区立小学校の渡り廊下の新設工事

2 監査実施日

令和6年9月4日(水曜日)

3 今回判明した事実

  • 令和5年度に区教育委員会事務局学校施設課が発注した、区立小学校の渡り廊下を新設する工事(1千557万6千円)において、本来130万円を超える工事には入札が必要であるが、当該工事全体を12件の工事に分割し、1件当たり129万8千円の工事として全て同一業者かつ同一金額で発注していた。
  • 各契約書の工事見積書の内訳が全て「工事一式」であり、総じて設計図(工事内容のわかるもの)、工事仕様書の添付が無かった。
  • 工事写真や目的物の写真が無いものが多く、施工内容の確認ができないという指摘があった。
  • 起工理由や工事写真等の内容から、分割発注の必要性に疑義のある状況が見受けられた。

4 今後の対応

  • 区教育委員会事務局、区の契約担当、法務担当、人事担当などの部署による検証チームを立ち上げ、事案の検証及び再発防止策を検討する。
  • 本件以外にも同様の事案が無いか、全庁的な調査を実施する。

5 区教育委員会蓮沼千秋教育長のコメント

「学校関係者や区民の皆さまにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

速やかに検証チームを立ち上げ、原因究明と再発防止に向けた検証を進めてまいります」

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