2024年10月23日 「2024介護フェア」26日（土曜日）開催

認知症の人などが活躍するマルシェを同時開催

認知症の人などとの交流や介護に関する知識などを学べる講演などを通じて、介護や認知症に関する理解を深める催し「2024介護フェア」を26日（土曜日）、タワーホール船堀（船堀4丁目）で開催します。今回は初めて、認知症の人や障害福祉サービス事業所などが野菜や自主生産品を販売するマルシェを同時開催します。主催は、江戸川区介護フェア実行委員会及び江戸川区。

介護フェアは、介護を身近なものとして捉えてもらおうと、「介護の日（11月11日）」に合わせて2009年から開催。介護予防や介護の仕事の魅力などに触れる機会を作り、幅広い年代に参加してもらっています。今回は、今年1月に認知症基本法が施行されたことを受け、認知症に関する正しい理解を深めることにも重点を置きました。

当日（26日）は、タワーホール船堀1階展示ホールを会場に様々な催しを開催。認知症に関する知識やその対応、治療薬などのほか、老後の財産管理や相続などに関する講演会が行われます。また、認知症の人やその家族、地域住民が交流を図りながら情報共有を行う「江戸川オレンジカフェ」が出展。認知症の人などが来場者にコーヒーを振る舞うなどして交流します。ほかにも、介護ベッドや移動をサポートするロボットなど最新の福祉用品の体験や、社会福祉士らが介護に関する相談を受け付けるコーナーを設けます。

会場近くの都営新宿線船堀駅前北口広場（船堀3丁目）では、JA東京スマイル江戸川支部や区内就労支援事業所が参加するマルシェを同時に開催（雨天中止）。認知症の人が区特産の小松菜など地場野菜を販売し活躍する姿を通じて、認知症について正しく理解してもらうきっかけをつくります。また、認知症の人やその家族らが認知症普及啓発のシンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着て区内を走り、認知症への理解を促す「RUN伴えどがわ2024」のゴールセレモニーも執り行われます。

2024介護フェア

日時：令和6年10月26日（土曜日）　午前10時30分～午後3時30分

会場：タワーホール船堀（船堀4丁目1番1号）1階展示ホール

入場料：無料

内容：認知症を専門とする医師や司法書士らによる講演会
認知症の人や学生ボランティアなどと交流する「出張オレンジカフェ」
最新の福祉用具や認知症VRなどの体験
社会福祉士らによる認知症や成年後見制度などに関する相談受付　など