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更新日:2023年6月16日

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2023年(令和5年)6月16日 区指定無形民俗文化財「茅の輪くぐり」 25日開催

家族の無病息災を願って参拝

カヤでつくる直径約3メートルの大きな輪を八の字にくぐり、災厄を祓う神事「茅の輪(ちのわ)くぐり」(江戸川区指定無形民俗文化財)が25日(日曜日)、北野神社(北小岩3丁目)で行われ、氏子や地域住民らが家族の無病息災を願って参拝します。

北野神社は、江戸時代に北小岩にあった稲荷神社(祭神:倉稲魂命(ウカノミタマノミコト))と北野神社(祭神:菅原道真)の2社を1909年に合祀した旧伊与田村(現在の北小岩3・4丁目)の鎮守。1964年には、東小岩の一里塚にあった須賀神社(祭神:素戔嗚尊(スサノオノミコト))も合祀され、現在は御祭神三柱が祀られています。

「茅の輪くぐり」は、別名「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」とも言われ、北野神社では毎年6月25日の例祭日に行われる夏越しの行事。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が一夜の宿ともてなしを受けたお礼に宿主に渡した「茅の輪」が一家を疫病から救ったという逸話「蘇民将来(ソミンショウライ)伝説」に由来する神事として、かつては須賀神社の年中行事として行われていました。古くから受け継がれてきた習俗として、1981年に区指定無形民俗文化財に指定。現在も氏子らによって引き継がれており、例年、区内外から多くの参拝者が訪れています。

北野神社で使用される「茅の輪」は、直径約3メートル。氏子らが22日(木曜日)に江戸川河川敷でカヤの刈り取りを行い、少しずつ束ねながらひとつの輪に仕上げ、同日のうちに境内に設置します。当日(25日)は、家族の氏名や年齢、性別などを記入した大きさ10センチほどの人形(ヒトガタ/人の形に切り抜いた紙)を持って、「茅の輪」を八の字に3回くぐります。人形を奉納し、参拝した後に受け取るカヤとお札を自宅の玄関などに置くことで「魔除け」になると言われています。「茅の輪」は、今月末頃まで設置される予定です。

【茅の輪くぐり】

日時:令和5年6月25日(日曜日)午前9時~午後5時(祭典は午後4時開始)

会場:北野神社(北小岩3丁目23番3号)

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