緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2023年6月23日

ページID:45202

ここから本文です。

2023年(令和5年)6月23日 「区特産アサガオ」 生産最盛期

4年ぶりの朝顔まつり開催に向けて準備作業大詰め

区内園芸農家では、色鮮やかな区特産のアサガオの生産が最盛期を迎えています。「有限会社江戸川園」(鹿骨4丁目)では、今年4年ぶりに開催される「入谷朝顔まつり(朝顔市)」に向け、昨年より生産量を増やしており、1,500鉢のアサガオを出荷予定です。

例年、7月6日~8日に開催される「入谷朝顔まつり(朝顔市)」。周辺の植木屋の廃業により同まつりは一度姿を消しましたが、地元住民らが切り花の生産が盛んな江戸川区の園芸農家に生産を依頼し、1948年に復活しました。今年のまつりには約5万鉢のアサガオが並びますが、その約7割は江戸川区産です。

江戸時代末期から続く園芸農家「有限会社江戸川園」では、寒い時期の2月から土づくりを始めます。5代目の半谷善之(はんやよしゆき/入谷朝顔組合長/66歳)さんが毎年4月中旬に種をまき、10日ほど苗床で育てます。その後、4色の苗を組み合わせて一つの鉢に植え替えを行い、温度管理に気を配りながら成長を待ちます。6月に入ると、暑い日には一日で5センチから10センチもつるが伸びるため、朝7時から日暮れ頃まで半谷さん一人で作業をこなし、丹精込めて育てています。なかでも人気の品種は海老茶色の花弁を持つ「団十郎」で、同園では独自に品種改良をして、花弁に白いしぼりが入ったアサガオなど3種類を栽培。ほかにも赤や白、青紫など色とりどりのアサガオ1,500鉢を生産しています。

アサガオの鉢が並ぶ様子

本日(23日)江戸川園では、4年ぶりに開催される「入谷朝顔まつり」に向けて、早朝から半谷さんが、蕾に栄養が行き届くよう花を摘む「花摘み」や、伸びたつるを行灯(あんどん/つるを絡ませるための円柱形の骨組み)に巻き付ける「つる巻き」など、一つ一つ丁寧に作業を行っていました。半谷さんは「今年は気温が高かったので、例年よりも育ちが早く花つきも順調です。4年ぶりに開催となる入谷朝顔まつりでは、綺麗に咲いた江戸川区産のアサガオを販売しますので、多くの人に楽しんでほしいです」と話しました。

区内では、来月1日(土曜日)に「第45回江戸川松江銀座朝顔市」が東善寺(松江2丁目)で、15日(土曜日)に「第34回小岩あさがお市」がJR小岩駅南口周辺で、それぞれ開催されます。

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

トップページ > シティインフォメーション > 広報・広聴 > 報道発表(プレスリリース) > 2023年(令和5年) > 6月 > 2023年(令和5年)6月23日 「区特産アサガオ」 生産最盛期

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース