緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2023年6月24日

ページID:45204

ここから本文です。

2023年(令和5年)6月24日 都内初!メタバースを活用したひきこもりオンライン居場所を開催

当事者の段階的な社会参加を支援

江戸川区は、ひきこもりによる社会的な孤立を防ぎ、段階的な社会参加を支援しようと、インターネット上のメタバース(仮想空間)を活用したオンライン居場所を24日(土曜日)に初めて開催しました。リアル会場(長島桑川コミュニティ会館)とのハイブリッド型で開催し、メタバースに12名、リアル会場に17名の計29名が参加しました。

区ではこれまで、ひきこもり当事者やその家族を支援するため、講演会やZOOMによるオンライン居場所の開設など、さまざまな取り組みを実施してきました。こうした中、当事者から「顔や名前を出すことに抵抗がある」「外出が難しい」などの声が上がったため、より気軽に参加できる場として、新たにメタバースを活用した居場所の開設を決めました。

オンライン居場所は、KHJ全国ひきこもり家族会連合会(豊島区)の持つメタバース空間を借りて開設。ジャーナリストで同会副理事長の池上正樹(いけがみまさき)氏をコーディネーターとし、ファシリテーターが参加者同士の交流をサポートします。参加者はアバター(分身)を通じて、ファシリテーターや他の参加者とチャット機能を使って自由に会話ができ、自宅にいながら実施に会場にいるような感覚で交流をすることができます。

24日(土曜日)14時、オンライン居場所には当事者やその家族ら29名(メタバース12名、リアル会場17名)が参加。はじめに、事前に募集したテーマの中から参加者の投票によりトークテーマを決定。「家族にしてほしいこと、してほしくないこと」をテーマに、ファシリテーターが進行役となって交流を行いました。テーマに基づき参加者は、「いつも味方でいてほしい」「暴力は絶対いや」などとアバターを通した意見交換を行いました。

福祉部生活援護第一課の森澤昌代(もりさわまさよ)課長は、「メタバースでつながることで、社会参加へのきっかけになってくれたらうれしい。アバターを使うことで顔を出さなくても参加できるので、気軽に参加してほしい」と話しました。

なお、メタバース空間を活用したオンライン居場所はリアル会場と併せ、今年度計6回の開催を予定しています。

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

トップページ > シティインフォメーション > 広報・広聴 > 報道発表(プレスリリース) > 2023年(令和5年) > 6月 > 2023年(令和5年)6月24日 都内初!メタバースを活用したひきこもりオンライン居場所を開催

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース