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更新日:2024年9月24日

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辻内彩野選手がパリ2024パラリンピックで銅メダル獲得!

水泳女子100メートル自由形(S12)で銅メダル獲得!

令和6年8月28日(水曜日)から9月8日(日曜日)まで、フランスで開催された「パリ2024パラリンピック競技大会」。水泳競技の日本代表として、区内在住の辻内 彩野(つじうち あやの)選手が出場しました。

9月5日(木曜日)には、女子100メートル自由形(S12/視覚障害・弱視クラス)決勝に出場。1分1秒05の日本新記録で、銅メダルを獲得しました!

辻内選手、おめでとうございます!

(注)辻内彩野選手の「辻」の字は「一点しんにょう」

パリ2024パラリンピックで銅メダルを獲得した辻内彩野選手

写真:森田直樹/アフロスポーツ

パリ2024パラリンピック出場種目

2大会連続でパラリンピック日本代表入りとなった今大会では、メダルを獲得した100メートル自由形の他、100メートル背泳ぎ(S12)の2種目で日本記録を更新。

この他、50メートル自由形(S13)、混合4×100メートル49ポイントフリーリレーの計4種目に出場しました。

辻内選手

(注)写真はパリ2024パラリンピックのものではありません。

種目 日程 記録
女子100メートル背泳ぎ(S12) 予選 令和6年8月31日(土曜日)

1分13秒88

日本新記録

4位
決勝 令和6年9月1日(日曜日)

1分13秒64

日本新記録

5位
女子50メートル自由形(S13) 予選 令和6年9月2日(月曜日) 28秒20 9位
女子100メートル自由形(S12) 予選 令和6年9月4日(水曜日)

1分1秒05

日本新記録

2位
決勝 令和6年9月5日(木曜日)

1分1秒05

日本新記録タイ

3位

銅メダル獲得

混合4×100メートル49ポイントフリーリレー 決勝 令和6年9月5日(木曜日)

4分7秒52

アジア新記録

6位

辻内彩野(つじうち あやの)選手 紹介

辻内選手は江戸川区で生まれ育ったアスリートです。両親が競泳選手だったこともあり、幼いころから水泳が身近にあった辻内選手は小学生で水泳を始め、高校時代はインターハイにも出場しました。

高校卒業を機に競技からは遠ざかりましたが、同時期に、視力が徐々に落ち始め、難病指定されている「黄斑ジストロフィー」との診断を受けました。

視覚障害者となった辻内選手をパラ水泳に導いたのは、同じ高校の水泳部に所属していた同級生でリオデジャネイロパラリンピック大会に出場した森下友紀選手の言葉です。

「パラにくれば?」

友人がくれたこの言葉は、辻内選手をパラ水泳に向かわせる大きな力となり、水泳を続けていた妹や、かつて指導を受けていたコーチの存在が辻内選手にアスリートとしての感情を再び芽生えさせることとなりました。

辻内選手はこれまでの競技経験を活かし、パラ水泳にデビュー後はジャパンパラ水泳競技大会などで大会新記録や日本新記録を連発、一躍注目を集める選手へと駆け上がりました。その後も、多くの世界大会に出場しメダルを獲得、複数の種目で日本記録とアジア記録を保持しています。

初のパラリンピックとして挑んだ「東京2020パラリンピック」では4種目に出場。力強い泳ぎを披露し、3種目で入賞を果たしました。

パラ水泳は障害の種類や程度によって競技・泳力に影響が及ぶため、選手たちは影響の度合いに応じたクラス分けがなされ、それぞれのクラスで順位を競います。辻内選手のクラスは視覚障害のS12・SB12・SM12です。

辻内彩野選手

選手紹介ページ

辻内選手紹介ページ

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このページは文化共育部スポーツ振興課が担当しています。

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