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更新日:2025年4月16日

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久住呂 文華(くじゅうろ あやか)さん(デフサッカー)

久住呂文華選手、正面からの写真

競技

デフサッカー

所属

日本経済大学女子サッカー部

競技の魅力

デフサッカーは、健常者のサッカーと大きく変わりませんが、一つだけルールが異なります。それは目で見える情報である「フラッグ」を主審が持たないといけないことです。

普段は健常者のチームに混じって、日々練習に励んでいます。

サッカーは1人だけではできない競技であり、11人で戦っていく。その中で一人一人が繋がっていき、最終的にゴールに繋がります。一人一人の頑張りが、チームを導き、大きな結果に繋げることができます!

デフサッカーでは全員が聞こえない中で、どう守備をするのか、ゴールを決めるにはどの戦術で行くのか。日々の練習や合宿から、コミュニケーションをより大事にしています。他の競技では、なかなかないものだと思います。私たちの絆、これまでの努力の塊を表すことができる競技だと思います!そんな競技を知ってもらいたいです!

2023デフW杯マレーシア、試合中の久住呂選手

競技を始めたきっかけ

久住呂文華選手

サッカーの出会いは、兄が地元の少年少女サッカークラブ(葛西FC)に入り、私はその送り迎えに付いていました。兄が練習してる間は暇だったので、サッカーボールを遊びで蹴っていました。その後、3歳のときに葛西FCのクリニックへ参加し、そのまま入団。サッカーをここまで続けています。

デフサッカーの出会いは、男子と女子の力の差が生まれてくる小学3~4年生のときです。また耳が聞こえないことで、コミュニケーションがうまく行かず、サッカーの楽しさがなくなり、本気で辞めようと考えたこともありました。

ですが、そのときに父親が「ほら、いくよ」と車に乗せられ、連れて行かれたところが、デフサッカー女子日本代表候補合宿の練習グラウンドでした。練習に混ぜてもらい、「耳が聞こえない仲間がいたんだ」と、デフサッカーの楽しさに気づきました。

本気で日本代表を目指そうと、覚悟を決め、日々の練習を積み重ねました。後ほど、父親がデフサッカー女子日本代表の監督へ就任となり、親子であり、監督と選手との関係になりました。

自分のプレーの持ち味

センターバック(CB)ながら、攻撃に関わるプレーをしています。そのプレーには、精度の高いロングパス、安定のスルーパスなどを使い分け、一つのパスで、前を向けることができることが強みだと思います。

また、ゴールをしっかり守り切ることで、攻撃につながり、スイッチを押せるような選手にもなります。見てて楽しい選手だなと思わせるようなプレーを目指して、やっていきます。

試合中の久住呂選手

今後の目標

集合写真、久住呂文華選手

結果としては、今年の11月に開催される東京2025デフリンピックでメダル獲得することはもちろんですが、デフリンピックでも、W杯でも世界一を獲ることです!

結果を求めることも大事ですが、人間としても憧れられ、多くの方に勇気や希望、夢を与えることができる存在でありたいと思っています!

感謝を忘れない人間、選手でいたいと思います!

 

区民へひとこと

私は江戸川区で生まれてから、多くの緑と優しさで育ってきました。多くの方に支えられ、ここまで成長をすることができています。そして、地元が江戸川区でよかった。と何度も思っています。

これまで支えてくださった人たちにスポーツを通して、恩返ししたいと思っています。

生きていくために必要なこと、大事なことを学んできた江戸川区に、今度は私が子供達の支えになれたらいいな。と思っています。

ぜひ、デフサッカーを知り、デフリンピックのことを知っていただきたいです!

11月に開催される東京2025デフリンピックだけではなく、これから先も、応援よろしくお願いします!!

主な戦績

大会名 結果
2023 第4回ろう者サッカー世界選手権大会 デフサッカー女子 5位
第2回アジア太平洋ろう者フットサル選手権大会 デフフットサル女子 優勝
2022 第24回夏季デフリンピック競技大会ブラジル2021 デフサッカー女子 4位
2018 第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会 デフサッカー女子 優勝

このページに関するお問い合わせ

このページは文化共育部スポーツ振興課が担当しています。

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