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更新日:2024年7月24日

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土屋来夢選手が第5回世界身体障害者野球大会に出場しました!

令和5年9月9日(土曜日)から10日(日曜日)、名古屋市で開催された「第5回世界身体障害者野球大会」に、区内在住の土屋来夢選手が日本代表で出場しました。

5つの国や地域の代表が、総当たり戦を行い、日本は4戦全勝で優勝。大会連覇、4度目の世界一に輝きました!

打席に立つ土屋来夢選手

練習中の土屋選手 写真提供:白石怜平

土屋 来夢(つちや らいむ)選手 紹介

土屋選手は小学3年から野球を始め、区内の軟式少年野球チームに所属、中学では硬式のクラブチームで活躍しました。しかし高校球児となった高校1年のとき、グラウンド整備中に機械に右手が巻き込まれる事故で、利き手である右手の親指以外の4本の指を失いました。

野球ができなくなって落ち込んでいた土屋選手。そんなときに、父・純一さんがインターネットで調べて、連れて行ったのが身体障害者野球チーム「千葉ドリームスター」の練習でした。様々な障害のある方が楽しそうに野球をしている姿が輝いて見え、興味を惹かれた土屋選手は半年後にチームへ加入。

その後は送球や打撃など、試行錯誤しながらチーム練習・自宅での自主練習を行い、自分が納得できるプレーができるようになるまで1年半かかりました。

現在社会人となった土屋選手は、仕事をしながら、千葉ドリームスターの副キャプテンとして活躍。そして「第5回世界身体障害者野球大会」の日本代表に初選出されました。

土屋来夢選手,紹介 守備につく土屋来夢選手

 

練習中の土屋選手 写真提供:白石怜平

第5回世界身体障害者野球大会について

世界身体障害者野球大会は「もうひとつのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」と呼ばれており、平成18年にWBCで初代世界一に輝いた日本からの提案で、同年11月に第1回が行われて以降、4年に一度行われています。

新型コロナウイルスの影響による1年延期を経て、令和5年に第5回目が開催。本大会で日本は優勝し、大会連覇、4度目の世界一に輝きました。

大会概要

  • 日程:令和5年9月9日(土曜日)から10日(日曜日)
  • 会場:バンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)
  • 参加国・地域:日本、アメリカ、プエルトリコ、韓国、台湾
  • 試合形式:総当たり戦

身体障害者野球のルール

身体障害者野球は「ルールに障害が合わないのであれば、障害にルールを合わせよう」との発想から特別ルールを考案して、幅広い障害者を受け入れられるようにしています。

使用するボールは健常者と同じ軟式球を使用しますが、独自のルールとして、盗塁禁止・バント禁止・打者代走(下肢障害などで走塁が困難な選手については代走が可能)などがあります。

このページに関するお問い合わせ

このページは文化共育部スポーツ振興課が担当しています。

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