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更新日:2026年2月28日

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2026年2月28日 城東電車百年記念碑除幕式 本日開催

地域の歴史を次世代に語り継ぐ

序幕かつて本区の小松川地域などを走り抜け、区民の足として親しまれた「城東電車」。小松川線の全線開通から100周年を記念して記念碑を建立した「城東電車小松川保存会(会長:千葉透/ちばとおる)」は、本日(28日)、「小松川なかよし緑地(小松川3丁目)」で記念碑の除幕式を開催し、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長らが参列しました。

「マッチ箱」とも呼ばれた城東電車は、大正から昭和初期にかけて地域発展の原動力となった一両編成の路面電車です。かつて南葛飾郡の郡役所が置かれるなど行政の中心地だった小松川のまちに電車を走らせようと、沿線の篤志家が出資して会社を設立。1917年に錦糸掘から小松川間が開業しました。1925年には東荒川から今井橋間の「江戸川線」が開通し、翌26年には、小松川から西荒川まで延伸した「小松川線」が全線開通しました。1942年に東京市の市電となり、翌年の都制施行によって都電となりました。トロリーバスや自動車の普及などに伴い1968年に廃止されるまで、40年以上にわたり、区民の通勤・通学や日常生活に欠かせない存在として多くの人に親しまれました。

記念碑建立を企画したのは地元の有志たち。城東電車を次世代に語り継いでいきたいという思いで、2年前から地域住民らに働きかけてきました。昨年6月には「城東電車小松川保存会」を発足させ、活動を本格化させます。さらに保存会は、除幕式に合わせ、記念碑の前を通る区道に愛称をつけることを計画。地域住民や地元の小学校の児童、保護者らにアンケートを取った結果、道路の愛称は「城東電車記憶の道」に決定しました。区の承認も受け、近く道路愛称名板が設置されます。

記念碑本日午前11時から小松川なかよし緑地で開催された除幕式には保存会のメンバーのほか、斉藤猛江戸川区長、区立小松川第二小学校の児童、地域住民らおよそ250人が参加しました。子どもたちのブラスバンドの演奏で開会したあと、保存会の千葉会長は「城東電車の歴史が地域を結び、活気づける存在であり続けるよう願っています」と挨拶。続いて斉藤区長が「地域に愛された城東電車の記憶を残すために記念碑を作っていただき感謝します。この記憶が次の世代、またその次の世代にも広がることを心からお祈りします」と話し、いよいよ除幕へ。合図とともに幕が引かれ、記念碑が姿を現すと、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。横149センチメートル、縦89センチメートルの看板状の記念碑には、城東電車の解説文や、当時の沿線案内図、停留所名などがフルカラーで記載されています。式典後は、訪れた人々が懐かしそうに記念碑を見入ったり、思い出話に花を咲かせたりする姿が見られました。

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