更新日:2025年7月19日
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2025年7月19日 「第54回江戸川区特産金魚まつり」 本日から開催
7年ぶりに江戸川琉金を展示!金魚づくしの2日間
良質な金魚の産地として知られる江戸川区。区特産の金魚を広く紹介し、淡水魚養殖業の振興を図ろうと、「第54回江戸川区特産金魚まつり」が本日(19日)から明日(20日)まで、区立行船公園(北葛西3丁目)で開催されています。区内外から金魚愛好家や親子連れなどが訪れ、会場はにぎわいを見せていました。主催は、江戸川区特産金魚まつり実行委員会及び江戸川区。
江戸川区内における金魚の歴史は古く、明治時代末期から養殖が始まったと言われています。1940年頃には最盛期を迎え、区内23軒の養殖業者で約5,000万匹を生産。愛知県弥富市、奈良県大和郡山市とともに金魚の日本三大産地と呼ばれるようになりました。現在は2軒の養殖業者を残すのみとなりましたが、今でも良質な金魚の産地として高い評価を得ています。
同まつりは1972年から開催しており、今回で54回目。例年、夏休みを迎えた子どもや親子連れ、金魚愛好家などでにぎわい、昨年は2日間で約4万2千人が来場しました。
本日(19日)、会場には、琉金やキャリコなど生産者自慢の金魚やメダカ約20種3千匹が泳ぐ水槽がずらりと並び、来場者がお気に入りの金魚を買い求めていました。なかでも一際長い行列をつくっていたのが「金魚すくい」コーナー。中学生以下は無料で参加でき、1匹もすくえなくても2匹の金魚がもらえます。水面に顔を近づけ、狙いを定めて一気にすくい上げる様子は、真剣そのもの。1匹すくい上げるごとに歓声が上がり、夏ならではの体験に笑みがこぼれていました。今年は、金魚養殖の過程を紹介するパネルや、今年5月に区内で生まれた琉金などを展示するPRコーナーを設置。同まつりで区内産の金魚を展示するのは7年ぶりで、来場者は水槽内を優雅に泳ぐ稚魚をほほえましく眺めていました。ほかにも、金魚の飼育相談や、金魚の絵柄が描かれた江戸風鈴の販売などが行われ、会場はまさに金魚づくし。区内外から訪れた来場者は、思い思いに夏の一日を楽しんでいました。
同まつり実行委員会の堀口英明(ほりぐちひであき)実行委員長は、「やっと区内産の金魚を展示することができました。来年のまつりでは販売できると思うので、楽しみにしていてください」と話しました。
頂天眼(ちょうてんがん)を購入した男性は、「金魚が好きで、自宅でも数種類の金魚を育てています。まつりに来るのは昨年に引き続き2回目ですが、やはり楽しいですね」と笑顔で話しました。
「第54回江戸川区特産金魚まつり」は、明日(20日)も午後4時まで開催します。
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