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更新日:2025年11月19日

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2025年11月19日 共育プラザ職員に東京消防庁消防総監から感謝状を贈呈

交通事故現場で女性を救助

今年9月に区内で発生した事故で、区立共育プラザ一之江(一之江3丁目)の職員らが連携し、トラックの下敷きになった女性の救助活動を行いました。迅速的確な行動により救助したとして、同館の職員2名に本日(19日)、東京消防庁消防総監から感謝状が贈呈され、江戸川消防署(中央2丁目)の川部浩史(かわべひろし)署長から伝達されました。

感謝状

共育プラザは、中高生に豊かな感性を磨いてもらおうと、2005年に開設された児童福祉施設。現在、区内に7カ所設置されています。中高生がスポーツや音楽を通じて、豊かな感性を磨き自由な発想で活動する健全育成支援と、子育て相談や親子同士が交流できる子育て支援の地域拠点の機能を兼ね備えています。

9月26日(金曜日)午前11時20分頃、同館の利用者から、「同館近くの路上で、トラックと自転車の事故があったので助けてほしい」と伝えられました。同館の中村久美(なかむらくみ)館長らはすぐに事故現場に駆け付け、トラックの前輪に下敷きになっている女性の姿を発見。中村館長が女性に声をかけると、「苦しい、痛い」と声が聞こえました。車両前部に手をかけると、車体が少し持ち上がったため、同館職員に一緒に持ち上げるよう呼びかけました。職員の一人である池場悦子(いけばえつこ)さんは、少人数では救助が難しいと考え、通りかかった人などに手助けを依頼。集まった10人ほどで車体を持ち上げ、女性を救助しました。当日は暑く、日差しも強かったため、同館職員は女性に日傘を差したり、水分補給を手伝ったりといったケアを行いました。その後も、女性と、自転車に同乗していた子どもが救急搬送されるまで見守りを行いました。

本日(19日)午後2時、江戸川消防署の川部署長らが同館を訪れ、中村館長と池場さんに感謝状を伝達しました。川部署長は、「まさに生命の危機に瀕していた状況で、消防隊が到着する前に素早く救助していただいたのは、女性の命を守ることにつながりました」と称えました。感謝状を手にした中村館長は、「すぐに助けなければという一心で、持ち上げた車体を落としてはいけないと怖かったですが、救助された母子を見て安心しました。同館職員のチームワークの良さが出て、さらに絆も深まりました」と話しました。また、池場さんは、「現場の状況に衝撃を受けて、はじめは何をすべきかわからないほどでした。協力しながら女性を助けることができてよかったです」と話しました。

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