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更新日:2025年11月13日

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2025年11月13日 区立小学校などに金魚を常設展示

金魚のまち江戸川区 区内外にPR

良質な金魚の産地として知られる江戸川区。金魚に身近に親しむことで「金魚のまち」として広く認識してもらおうと、区施設に金魚を鑑賞することができる水槽の展示を進めています。今後、利用者の多い区民施設や区立小学校に順次設置していきます。

江戸川区内における金魚の歴史は古く、明治時代末期から養殖が始まったと言われています。1940年頃には最盛期を迎え、区内23軒の養殖業者で約5,000万匹を生産。愛知県弥富市、奈良県大和郡山市とともに金魚の日本三大産地と呼ばれるようになりました。現在は2軒の養殖業者を残すのみとなりましたが、今でも良質な金魚の産地として高い評価を得ています。

区では、特産の金魚を区内外に広く紹介しようと、毎年7月に「江戸川区特産金魚まつり」を開催しているほか、今年2月には金魚の特徴や歴史をわかりやすく伝える「きんぎょのーと」を制作しました。今回は、区内外に向けたさらなるPRとして、区立施設で金魚を常設展示することを決めました。身近な場所で金魚を鑑賞できる環境を整備し、「金魚のまち」としての認知度向上につなげます。

金魚の展示は、利用者が多い区民施設や区立小学校などで実施。現在は、区立船堀小学校(船堀2丁目)、西小松川小学校(松島3丁目)、二之江小学校(江戸川6丁目)の3か所に水槽を設置しています。区の委託する業者が各施設を週に一度巡回し、水槽の清掃や生体観察などのメンテナンスを行います。今年度中に、区役所本庁舎(中央1)や区立図書館などでも展示を始める予定です。

金魚展示

区立船堀小学校では、10月31日(金曜日)に水槽を設置。赤い体色に白色の模様が入った更紗柄で、尾びれが三つに分かれた三つ尾(みつお)の和金4匹が泳いでいます。人通りの多い昇降口横のスペースに展示されており、休み時間には児童が水槽に顔を近づけて眺める姿が見られました。一日2回の餌やりは、特別支援学級に在籍する6年生の児童が担当しています。同校は、4匹の金魚に愛着を持ってもらおうと、児童から名前を募集中。児童に配布している学習用タブレット端末から応募してもらい、名前が決まりしだい同校のホームページなどで発表する予定です。

産業経済部産業振興課の石塚修(いしづかおさむ)課長は、「泳いでいる美しい金魚に見入っている児童や保護者の姿から、金魚は世代を超えてなじみ深い存在であることを改めて感じています。今後、より多くの人に鑑賞していただき、金魚への愛着を一層深めてほしい」と話しています。

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

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