緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2025年10月29日

ページID:66841

ここから本文です。

2025年10月29日 水泳・辻内彩野選手が区長表敬訪問

2025パラ水泳世界選手権での4個のメダル獲得を報告

辻内選手と斉藤区長、および職員との集合写真

「シンガポール2025WPS世界選手権大会」に日本代表として出場し、女子100メートル自由形(S12)の銀メダルをはじめ、計4個のメダルを獲得した辻内彩野(つじうちあやの)選手。本日(29日)、江戸川区役所(中央1丁目4番1号)を訪れ、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長に結果を報告しました。

江戸川区で生まれ育った辻内選手は、競泳選手だった両親の影響で小学3年生から水泳を始め、高校では全国大会にも出場した実力者。大学進学後、視力が徐々に下がる進行性の難病「黄斑ジストロフィー」と診断され、友人の誘いもあってパラ水泳へのチャレンジを決意しました。公式戦デビューからわずか3カ月後に行われた「2017ジャパンパラ水泳競技大会」では、視覚障害の中で最も症状が軽いS13クラスの3種目で日本新記録を打ち出し、一躍トップ選手となりました。東京、パリと2大会連続でパラリンピックにも出場し、パリ大会では銅メダルを獲得しています。

今年9月に開催された今大会では、女子100メートル背泳ぎ(S12)、女子50メートル自由形(S12)、混合4×100メートル49ポイントメドレーリレー、女子100メートル自由形(S12)、及び混合4×100メートル49ポイントフリーリレーの5種目に出場しました。結果は、混合4×100メートル49ポイントメドレーリレーではアジア新記録で銅メダルを、また女子100メートル自由形(S12)では、日本新記録を更新し銀メダルを獲得。そのほか、女子50メートル自由形(S12)と混合4×100メートル49ポイントフリーリレーでも銅メダルを獲得し、合わせて4個のメダルを勝ち取りました。

辻内選手と斉藤区長

本日(29日)午後1時15分、区役所を訪れた辻内選手を、「4つのメダル獲得おめでとうございます!」と書かれた横断幕を掲げた職員らが拍手で歓迎。大会での活躍を称え、斉藤区長から花束が手渡されました。面会では、試合会場の雰囲気や試合前の集中力などについて歓談しました。辻内選手は、「今大会は新しい選手の出場が多く、いつもの世界選手権よりも会場に緊張感がありましたが、楽しみながら結果を出せました。2028年のロサンゼルスパラリンピック、そして来年国内で開かれるアジアパラ競技大会でも結果を残せるように、また頑張ります」と意気込みを語りました。斉藤区長は、「日本新記録も出され、4つものメダルを獲得するというのは本当にすごいこと。誇らしく思います」と話しました。

(注)辻内彩野さんの「辻」の字は「一点しんにょう」

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube