更新日:2025年10月16日
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2025年10月16日 「クワガドーエのお客さん」原画巡回展 区立図書館で開催中
区が目指す共生社会の理念を伝える
江戸川区は、「ともに生きるまちを目指す条例」の理念や共生社会について広く知ってもらおうと、絵本「ワラビーのレストラン クワガドーエのお客さん(文・絵/かめおかあきこ)」の原画巡回展を区立図書館で開催しています。
「ともに生きるまち」を目指して、「誰一人取り残さない」ことを理念とするSDGsを積極的に推進する江戸川区。区と区民、事業者が目指すまちの姿とそれぞれの役割を明らかにし、誰もが安心して暮らせる共生社会を実現することを目的に、2021年7月、「ともに生きるまちを目指す条例」を制定しました。
区が目指す共生社会について子どもたちにもわかりやすく伝えようと、区は2022年8月、絵本「ワラビーのレストラン クワガドーエのお客さん」を制作。絵本は、レストランを営むワラビーが、様々な個性を持つ動物のお客さんとの出会いを通して多様性を理解する物語で、共生社会のヒントがちりばめられています。
「ともに生きるまちを目指す条例」の制定から今年で4年が経ち、区はあらためて条例の理念や共生社会について知ってもらおうと、絵本の原画の展示を企画。多くの区民が日常的に利用している区立図書館を巡回しながら展示することにしました。篠崎子ども図書館(篠崎町3丁目)を皮切りに、来年10月にかけて全12館で開催します。
篠崎子ども図書館では、絵本コーナーで今月19日(日曜日)まで展示を実施。物語のポイントとなる場面の原画5点をはじめ、日本語版と英語版の同絵本や、作者かめおかあきこさんの他の作品などを並べています。同館入口には、物語の最後に登場する「2100年のクワガドーエ」の原画の拡大コピーも展示。様々な動物が共生する憩いの場となったレストランの、2100年の姿を描いています。先月23日(火曜日)に展示を開始してから、親子連れが原画と絵本を見比べたり、同絵本をはじめとしたかめおかさんの作品を借りたりと、展示に親しむ様子が見られています。
原画巡回展は、来年10月25日(日曜日)まで各館を巡りながら展示を行います。12月6日(土曜日)には、西葛西図書館(西葛西5)で午後2時30分から「おはなし会」を開催。同館職員が同絵本の読み聞かせを行うイベントで、どなたでも参加することができます。
文化共育部文化課の塩田光明(しおたみつあき)課長は、「巡回展を通して条例の理念を知ってもらい、多くの方が共生社会について考えるきっかけになれば嬉しいです」と話しています。
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