更新日:2024年9月27日
ページID:58179
ここから本文です。
2024年9月27日 競泳・辻内彩野選手が区長表敬訪問
パリ2024パラリンピックでの銅メダル獲得を報告
「パリ2024パラリンピック競技大会」に競泳の日本代表として出場し、女子100メートル自由形(S12)で銅メダルを獲得した辻内彩野(つじうちあやの)選手。本日(27日)、江戸川区役所(中央1)を訪れ、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長に大会の結果を報告しました。
江戸川区で生まれ育った辻内選手は、競泳選手だった両親の影響で小学3年生から水泳を始め、高校では全国大会にも出場した実力者。大学進学後、視力が徐々に下がる進行性の難病「黄斑ジストロフィー」と診断され、友人の誘いもあってパラ水泳へのチャレンジを決意しました。公式戦デビューからわずか3か月後に行われた「2017ジャパンパラ水泳競技大会」では、視覚障害の中で最も症状が軽いS13クラスの3種目で日本新記録を打ち出し、一躍トップ選手となりました。
東京2020大会に続く2大会連続の代表選出となった今大会では、100メートル自由形(S12)、100メートル背泳ぎ(S12)、50メートル自由形(S13)、混合4×100メートル49ポイントフリーリレーの4種目に出場。100メートル自由形(S12)では、日本新記録を更新し銅メダルを獲得しました。さらに、100メートル背泳ぎ(S12)でも日本新記録を、混合4×100メートル49ポイントフリーリレーではアジア新記録を更新しました。
本日(27日)午後2時45分、区役所を訪れた辻内選手を、「辻内彩野選手 おめでとうございます」と書かれた横断幕を掲げた職員らが拍手で歓迎。大会での活躍を称え、斉藤区長から花束が手渡されました。面会では、試合会場の雰囲気や、選手村での生活などについて歓談しました。緊張しすぎることなく試合に臨むことができたという辻内選手は、「タイムについては少し悔しい思いもありますが、東京大会と違って有観客だったので、大歓声の中で泳ぐことができて貴重な体験でした」と話しました。また今後については、「2年後に名古屋で行われるアジアパラ競技大会に向けて、練習を積んでいきます」と意気込みを語りました。斉藤区長は、「パラリンピックという大きな大会で日本新記録を更新されたのは、すごいことだと思います。これからも区を挙げて応援していきます」と話しました。
(注)辻内彩野選手の「辻」の字は「一点しんにょう」
このページに関するお問い合わせ
トップページ > シティインフォメーション > 広報・広聴 > 報道発表(プレスリリース) > 2024年(令和6年) > 9月 > 2024年9月27日 競泳・辻内彩野選手が区長表敬訪問