更新日:2024年9月5日
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2024年9月5日 「第41回江戸川伝統工芸展」 本日から開催
伝統を受け継ぐ職人の技が集結 ワークショップも開催
卓越した伝統技術を駆使し、趣向を凝らした数々の伝統工芸品を一堂に集めた展示会「第41回江戸川伝統工芸展」が本日(5日)から10日(火曜日)まで、「タワーホール船堀(船堀4丁目)」で開催されています。主催は、江戸川区伝統工芸会(会長:林信弘(はやしのぶひろ)/78歳/甲和焼「芝窯」/南小岩8)、後援は区及び区教育委員会。入場無料。
江戸川区伝統工芸会は、「江戸組子」や「江戸風鈴」など伝統技術をもつ区内の伝統工芸者17名で構成。区内の伝統工芸について広く知ってもらうとともに、互いの技術を知り高め合うことを目的に、1983年に発足しました。2003年からは、伝統工芸者の技術と現役美大生の斬新なアイデアをかけ合わせ、新たな伝統工芸品を開発する取り組み「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」に参加。現在は、区内イベントなどで実演・販売を行っているほか、一般の方も制作工程を見学できる勉強会などを開催しています。
「江戸川区伝統工芸展」は、1984年から毎年秋に開催しており、今年で41回目。伝統工芸に親しんでもらおうと、同会会員らがこの1年間で丹精込めて制作した未発表作品をお披露目します。今回は、同会会員から26点の工芸品が出品され、昨日(4日)行われた作品審査で、「区長賞」、「教育委員会賞」、「技能賞」が決定。区長賞には、横塚裕多加(よこつかゆたか/金工)さんが制作した「肩衝筒釜(かたつきつつがま)」が選ばれました。
本日(5日)、会場には伝統工芸者の技術が凝縮された全26点の力作が並びました。お気に入りの工芸品の前で足を止めて写真に収めたり、制作工程を間近でじっくりと見る来場者の姿が見られました。期間中は、工芸品づくりを体験できるワークショップが日替わりで行われており、来場者は伝統工芸者と一緒に、ハンカチの手描き友禅染めなどを楽しんでいました。10日(火曜日)までの間に、鋳金によるキーホルダーづくり、陶芸の絵付け体験なども行われます。
夫婦で訪れた女性は、「自分でも草木染めや織物をするので、伝統工芸には興味があり来場しました。普段使いできるような工芸品もあって、どれも素敵ですね」と話しました。
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