更新日:2024年9月25日
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2024年9月25日 「軟骨伝導イヤホン」を区福祉部窓口に導入
窓口でのコミュニケーションをより円滑に
耳の聞こえにくい高齢者などが、窓口で安心して相談や手続きができるよう、江戸川区役所の福祉部窓口に、耳の入り口の軟骨を振動させて声を伝える「軟骨伝導イヤホン」を導入しました。
「軟骨伝導イヤホン」は、集音器で集めた音を拡幅し、耳の入り口にある軟骨を振動させて大きな音量で声を聞くことができる機器。イヤホンを装着するだけで、相手の声が聞き取りやすくなり、音漏れもしにくいのが特徴です。また、球体のイヤホンは汚れなどを拭きとることも簡単で、清潔に利用することができます。
区福祉部福祉推進課は、聴力機能が低下した高齢者を対象に、補聴器の購入資金の助成をしています。窓口では、手続きなどに訪れた耳の聞こえにくい方の相談に対応する機会が多くあります。これまでは、大きな声でやりとりすることで他の来庁者に個人情報が漏れてしまうおそれがありました。
同課は昨年、来庁者のプライバシー保護を目的に、同機器を試行的に設置。誰でも使いやすく、利用者からも好評だったため、今回正式に導入することにしました。区は今後、区ホームページなどで広く区民に周知し、利用者のニーズを踏まえ、他の窓口への導入を検討します。
福祉部福祉推進課の白木雅博(しらきまさひろ)課長は、「耳の聞こえにくい方も含め、どなたでもお気軽にご利用いただき、手続きの一助になれば幸いです。安心して窓口にお越しいただきたいです」と話しています。
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