更新日:2024年8月20日
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2024年8月20日 2100年に向けて考える 小・中学生ワークショップ初開催
住みよい江戸川区と希望の持てる未来のために
2100年の江戸川区はどんな未来がいいか、そのために自分たちができることは何かを子どもたちが考えるワークショップを20日(火曜日)に、グリーンパレス(松島1丁目)で初めて開催しました。小学5年生から中学3年生の121名が参加し、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長が将来を担う子どもたちの多様な意見を聴きました。
区は、共生社会の実現のために区が果たすべき役割などを定めた「ともに生きるまちを目指す条例」を令和3年度に制定。令和4年度には、9千人以上の区民の皆さんの声を聴き、2100年までに目指す未来の姿をまとめた長期計画「2100年の江戸川区(共生社会ビジョン)」と、SDGsの達成年限である2030年までに、区が取り組む具体的な施策をまとめた「2030年の江戸川区(SDGsビジョン)」を策定しました。さらに、令和5年度には、「共生社会ビジョン」の実現に向け、未来の世代のために取り組むべき対応策をまとめた「アクションプラン」を策定しました。
こうした中、区では8月15日号の広報誌で16ページに及ぶ特集を組み、2100年にかけて起こる、区の人口や歳入の減少、公共施設の老朽化などの予測されている将来の見通しを掲載。現状の行政サービスの見直しや区民の皆さんの負担を適正なものとすることなどを記載しており、区政への反映に向けて、広報誌や区ホームページなどで広く意見を募集しています。今回、その取り組みの一環として、将来を担う子どもたちの意見を聴くため、小・中学生を対象にしたワークショップを開催しました。
本日(20日)9時30分、グリーンパレスで開催したワークショップには、区立小・中学校から募集した小学生59名、中学生62名が参加。はじめに斉藤区長は、「2100年の主役は皆さんです。皆さんの声をしっかりと伺い、これから先の江戸川区を一緒に考えていきましょう」と挨拶しました。そのあと8・9名のグループに分かれ、2100年をどんな未来にしていきたいか、そのために自分たちができることを話し合いました。グループトークには斉藤区長も参加し、参加者から区政への要望を聴くなど交流を図りました。最後にワークショップで出た意見をグループごとに発表。理想の江戸川区を実現するための行動として、「地域のお祭りを継続していくため、ボランティアに参加したい」や「魅力あるイベントで、他県や外国から人を呼び込む」など、多様なアイデアが出されました。
参加した中学生は、「2100年を良い未来にするため、他人事ではなく自分たちで何とかしたいと改めて思いました。SNSなどを活用して、区外の人にも区の良さをもっと広げていきたいと思います」と話しました。
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