更新日:2024年8月9日
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2024年8月9日 「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」 ふれあい橋で15日開催
鎮魂の思いを込めて 5年ぶりの灯籠流し
終戦の日の8月15日(木曜日)、旧中川にかかる「ふれあい橋(平井3丁目)」付近では、東京大空襲の犠牲者を慰霊する「第26回 旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」が開催されます。主催は、旧中川灯籠流し実行委員会(会長:江頭正恭/えとうまさやす)。
町工場や住宅がひしめく地域への2時間余りの爆撃によって辺り一面が火の海となり、約10万人もの命を奪った1945年3月10日の東京大空襲。旧中川沿いの小松川平井地区では約4万人が罹災し、猛火に追われて両岸から旧中川に飛び込むなどした約3千人が命を落としたと言われています。
「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」は、1999年から終戦の日に毎年開催されており、今年で26回目を迎えます。初代実行委員会会長の加藤勲さんが発起人となり、江戸川区と江東区をつなぐ「ふれあい橋」の完成で交流を深めた両区の住民が、犠牲者を悼むとともに、平和の尊さを後世に語り継いでいこうと開催されました。また、2001年には、区民や企業から寄付を募って船をかたどった慰霊碑「鎮魂(題字:鈴木春朝/平成24年度江戸川区文化賞)」がふれあい橋のたもとに建立されました。2020年以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、灯籠流しは行わず献花式のみを実施。昨年も台風接近による悪天候のため、式典と慰霊碑への献花のみ執り行いましたが、今回、5年ぶりに灯籠が浮かべられる予定です。
当日(15日)午後6時30分から行われる式典には、江戸川区長や地元選出の議員、諸団体の代表らが参列。黙とうをささげた後、両区の代表者や地元小学生がふれあい橋から旧中川に献花を行います。午後7時からは、「平二南部太鼓(代表:清藤公清)」の演奏を合図に、参加者が鎮魂の思いを込めて両岸から約1,500個の灯籠を流します。
第26回 旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し
- 開催日時:令和6年8月15日(木曜日)(注) 雨天実施、荒天中止
【慰霊碑献花】午後6時から
【式典】午後6時30分から
【献灯】午後7時から - 会場:旧中川ふれあい橋付近(式典は橋上)
- 主催:旧中川灯籠流し実行委員会(会長:江頭正恭/えとうまさやす)
- 後援:江戸川区、江東区及び東京都江東治水事務所
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