更新日:2024年8月13日
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2024年8月13日 パリ2024オリンピック日本唯一の柔道審判員天野安喜子さんが区長報告
国際審判員として3度目の参加 区花火大会でも活躍
パリ2024オリンピックの柔道競技で日本人唯一の柔道審判員として参加し、男子81キロ級、男子100キロ級の3位決定戦などで審判を務めた天野安喜子(あまのあきこ/53歳)さんが本日(13日)、江戸川区役所(中央1丁目)を訪れ、斉藤猛江戸川区長に大会参加の報告や今後の抱負を語りました。
天野さんは、実家が柔道場を開いていたことがきっかけで7歳から柔道を始めました。1986年の福岡国際女子柔道選手権大会48キロ級では強豪を倒し、銅メダルを獲得するなど活躍しました。2001年に国際柔道連盟審判員の資格を取得。2008年の北京オリンピックでは、日本人女性初の審判員として選出されました。今回は北京、東京(2021年)に続く3度目。五輪の柔道審判員は、大会開催までの4年間で優秀な審判成績を収めた世界で上位16名のみが選ばれるもので、日本でただ一人の審判員です。
江戸時代初期から続く「宗家花火鍵屋」の15代目当主というもうひとつの顔を持ち、江戸川区花火大会を担当する天野さん。パリ五輪の審判員として派遣されることが分かり、区花火大会実行委員会は、今年の開催日を例年行われている8月第一週目土曜日から24日(土曜日)に変更。次戦は夏の夜空を舞台に、一寸の狂いもなく、正確に打ち上げる花火師として活躍します。
パリ2024オリンピックでは、男子81キロ級、男子100キロ級の3位決定戦などの約30試合で審判を務めました。審判を務めた試合後には、SNSに天野さんの審判力を絶賛する声が相次ぎ投稿されました。
本日(13日)午後1時30分、区役所を訪れた天野さんを「2024 パリ五輪柔道審判員 天野安喜子さん お疲れ様でした!』と書かれた横断幕を携えた職員らが拍手で歓迎。大会での活躍を称え、斉藤区長から花束が手渡されました。面会で天野さんは、「五輪というプレッシャーはありましたが、迷わずに裁くことができました。皆様からもいい評価をいただき感謝しています」と話しました。斉藤区長はパリオリンピックへの参加について「国の代表で来ている選手の試合を裁くのは大変なこと。私たちから見れば審判の金メダルです」と称えました。また、「この勢いで花火大会もお願いします」と話しました。
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