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更新日:2024年8月9日

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2024年8月9日 原爆犠牲者追悼碑を区幹部職員が参拝

広島・長崎の原爆投下から79年、平和への祈り捧げる

長崎に原爆が投下されてから79年となる本日(9日)、区幹部職員が被爆者を慰霊し、平和への祈りを捧げるため、区立滝野公園(中葛西3丁目)内にある「原爆犠牲者追悼碑」を参拝しました。

「高齢により、広島・長崎への参拝が年々困難になっている」。追悼碑は昭和56年、広島・長崎に投下された原爆による被爆者とその二世で、区内に在住する方々でつくる「親江会(会長:山本 宏)」の会員らによって、身近な場所で墓参できるよう区立滝野公園に建立されました。

追悼碑に向かって黙とうする区長

追悼碑の下絵は「原爆の図」の作者で知られる故丸木位里・俊夫妻によって描かれました。原爆の犠牲になった母子がハトになり、恒久平和を願って空を舞うという「平和の図」が刻まれています。追悼碑の前に立つと、広島・長崎の方角へ向いて手を合わせることができます。周囲には、両市から寄贈された被爆した瓦を埋め込んだ記念碑のほか、追悼碑を湿らす噴水が設けられています。

区の幹部職員による追悼は、昭和56年の完成時から毎年続けられ、広島と長崎に原爆が投下された8月に合わせて参拝しています。

本日(9日)午前10時50分、斉藤猛区長をはじめ、区の幹部職員約100名が追悼碑のある滝野公園に集まりました。式典では、全員で黙とうを捧げた後、親江会の会員が見守る中、追悼碑に斉藤区長が供花しました。その後、参加者が順番に献花し、原爆犠牲者に哀悼の意を表すとともに、恒久平和の実現を祈りました。

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