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更新日:2024年8月2日

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2024年8月2日 郷土資料室企画展「まーくんとしらべよう!かやぶき屋根のヒミツ」 開催中

かやぶき屋根の特徴やふき替え方法を楽しく学ぶ

「江戸川区郷土資料室(松島1丁目)」では、昨年ふき替え工事をした「都指定史跡 一之江名主屋敷(春江町2丁目)」のかやぶき屋根の材料や工法、道具などを郷土資料室のキャラクター「まーくん」が紹介する企画展「まーくんとしらべよう!かやぶき屋根のヒミツ」を、9月8日(日曜日)まで開催しています。入場無料。

同企画展は、昨年11月から今年2月にかけて17年ぶりにふき替え工事が行われた「都指定史跡 一之江名主屋敷」を中心に、区内で昭和40年代頃まで多く見られたかやぶき屋根の材料やふき替え方法をパネルや写真、実際の道具を展示して紹介。子どもたちの自由研究の題材としても学べるように、夏休みの期間に合わせて企画されました。区郷土資料室のキャラクターで三毛猫の「まーくん」が秘密を探っていきます。

企画展内の展示風景会場では、「第1章 かやぶき屋根ってなあに?」と「第2章 かやぶき屋根ができるまで~一之江名主屋敷を例に~」の2部構成で展示。第1章では、区内でかやぶき屋根が多く見られた昭和40年代頃までの地図や文書資料により、水辺でカヤを育てる「カヤ場」を村ごとに管理していたことや、住民が協力して屋根のふき替えを行っていたことなどを解説しています。また、河川や海に囲まれた区内では、屋根の材料として最も一般的なススキよりも、川岸や海岸で生育するヨシがよく使われていたことも伝えています。第2章では、一之江名主屋敷のふき替え工事の作業工程を紹介。カヤを刈り込むための「茅切りばさみ」や、屋根に固定したカヤの先端を整えるための「雁木(がんぎ)」など、作業で実際に使用する道具を展示し、ふき替わるまでの過程を写真を交えてわかりやすく説明しています。また「文化財とかやぶき屋根」のコーナーでは、屋根を害虫などから守るために囲炉裏で火をたくことなど、文化財を守るための工夫を紹介しています。

企画展を担当した区郷土資料室学芸員の松井茜(まついあかね)さんは、「子どもの自由研究だけでなく、大人も楽しみながら学べるような企画展です。一之江名主屋敷にも足を運んでいただき、かやぶき屋根を実際に見てもらえたら嬉しいです」と話しています。

江戸川区郷土資料室ミニ企画展「まーくんとしらべよう!かやぶき屋根のヒミツ」

【日時】7月6日(土曜日)~9月8日(日曜日) 9時00分~17時00分 (注)休室日:8月4日、8月11日、8月12日

【会場】江戸川区郷土資料室(江戸川区松島1丁目38番1号グリーンパレス3階)

【入場料】無料

【問合せ】江戸川区教育委員会事務局教育推進課文化財係 電話:03-5662-7176

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