2024年8月16日　台風7号接近を受け、災害対策本部会議開催

自主避難施設7か所開設、自然動物園臨時休園

関東地方に接近する台風7号の影響を受け、区は本日（16日）午前8時45分から、今後の対応を検討するため、災害対策本部会議（本部長：斉藤猛区長）を開催。今後の台風の進路や雨量の予報などから第一次配備態勢とし、7か所の自主避難施設を開設しました。

気象庁の予報によると、非常に強い台風7号は本日（16日）午後6時に、中心気圧が940ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで北上し、関東地方に最も接近します。

区では台風による風水害の恐れがある場合、東京地方に接近・上陸する場合の中心気圧や荒川上流域の総雨量、河川の氾濫による浸水の可能性などから総合的に判断し、職員の防災態勢を確立するとともに、区民に対して警戒を呼び掛けることとしています。

区は本日（16日）、斉藤猛区長を本部長とし、全庁の幹部職員などが参加する災害対策本部会議を開催。台風の進路や勢力、職員態勢など台風への対応を確認しました。区では昨日（15日）の段階で、風水害第一次配備態勢とする方針を固めており、在宅避難を基本に、本日（16日）に区内7カ所（小岩小学校、鹿骨中学校、第三松江小学校、瑞江第三中学校、小松川小学校、船堀小学校、葛西小・中学校）の自主避難施設を開設しました。自宅に留まることに不安や危険がある方を受け入れします。

また、昨日（15日）までに、区内全域の区道で、雨水が下水道に排水されるように、道路の端に設置された雨水ますの清掃を実施したほか、区立公園など47カ所ある土のうステーションでは、区民が浸水に備えて自由に持ち出せるように土のうを補充しました。

区立施設では、来場者の安全を確保するため、「区立自然動物園（北葛西3丁目）」を終日臨時休園しています。台風に関する情報は、区公式ホームページやえどがわ防災アプリなどで区民に情報発信しています。