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更新日:2024年6月11日

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2024年(令和6年)6月11日 夏を前に、昔ながらの「丸麦麦茶」出荷最盛期

伝統の製法と素材にこだわった江戸川生まれの麦茶

本格的な夏の到来を前に、区内で110年以上にわたって麦茶の製造を続ける小川産業株式会社(江戸川6丁目/代表取締役社長:小川良雄(69歳))では昔ながらの製法にこだわって、大麦の粒をそのまま使用した「丸麦麦茶」の出荷が最盛期を迎えています。

 

丸麦麦茶生産風景明治41(1908)年創業の同社では、初代社長である故・小川竹次郎(おがわたけじろう)さんが考案したこだわりの製法を現在も受け継ぎ、麦茶を生産。2つの石窯を使い、国産の六条大麦の中でも高品質で香りと甘みに定評がある栃木産と茨城産の麦をブレンドして焙煎しています。初めに、大谷石を使って作られた一号窯に麦を入れ、250度の高温で1分間焙煎。八角形と特殊な構造の窯の中で砂とを一緒に撹拌しながら焙煎し、ふっくらと丸く膨らんだところで一度取り出します。麦を一度冷ましてから、隣に並ぶ二号窯に麦を入れ180度の低温で1分間加熱。焙煎作業はその日の気温や湿度によって大きく左右されるため、三代目でこの道40年以上の良雄さんが目と鼻で煎り具合を確認しながら窯の温度を調整することで、まろやかなうまみが凝縮された麦が出来上がります。同社では年間で約150トンを生産しており、繁忙期の5月から8月にかけては約80トンと年間生産量の半数以上を出荷しています。

真夏日に迫る暑さになった今日(11日)、香ばしい麦の香りが広がる工場では、小川さんらが額に汗をにじませながら作業をしていました。小川さんは、「煮出した麦茶の味と香りは格別です。ミネラルが豊富な麦茶は、熱中症予防にも最適なので、多くの方に飲んでほしい」と話しています。

同社の人気ナンバー1は、麦を砕かず粒のまま使用した「つぶまる(13グラム×20パック/税別460円)」。麦茶本来の香りや甘みが楽しめる煮出し用の六条麦茶で、美しく澄んだ透明感のある色と後味がすっきりしているのが特徴です。ティーバッグには、麦茶本来の味と香りが抽出されるよう、ピラミッド型のものを採用。素材には、環境にやさしい植物由来のフィルターを使用しています。また、時代背景やライフスタイルの変化にあわせ、常に新しいタイプの商品を考案しているという小川さん。カフェインが苦手な人でもコーヒーのような深い香りが楽しめる「深煎りドリップバッグ(12グラム×5パック/税別400円)」や、マイボトルに入れるだけで手軽に麦茶が作れる「マイボトルつぶこLight(3グラム×10パック/税別260円)」などを発売しており、人気を集めています。

つぶまる同社の商品は、篠崎文化プラザ内の「江戸川区名産品アンテナショップ(篠崎町7丁目)」やデパートなどのほか、同社ホームページ(https://tsubumaru.jp/別ウィンドウで開きます)から購入することもできます。

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