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更新日:2024年2月14日

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2024年(令和6年)2月13日 えどがわメティ普及会が令和5年度ふるさとづくり大賞を受賞

“都内唯一の受賞 インド野菜の生産普及を通じて多文化共生”

国内最多の6,968人のインド人(2月1日現在)が暮らす江戸川区の農家で生産されたインド地方などで親しまれる野菜「メティ」を通じて、多文化共生に取り組む「えどがわメティ普及会(代表:竹原 京美)」が、「令和5年度ふるさとづくり大賞」団体表彰(総務大臣表彰)を受賞しました。16日(金曜日)午後1時から、都市センターホテル(千代田区平河町)で表彰式が行われます。

ふるさとづくり大賞は、全国各地でそれぞれのこころをよせる地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として、1983年から実施されています。

マメ科のメティは、インドや中東などで広く栽培される野菜。これまで国内で流通していたのは主に種子の香辛料や乾燥したもののみで、スパイスなどに使われていました。「新鮮な生のメティを食べたい」という区内に在住するインド人の声を聞いた竹原さんらは、区内の小松菜農家に栽培を依頼。全国でも例がないことから、試行錯誤してようやく生産にこぎつけました。輸入食材店やインド・ネパール料理店などで提供されると口コミで広まり、生産を本格化。メンバーは会を発足させ、「えどがわメティ」として商標登録を行いました。日本人にも味わって欲しいと地元の学生がレシピを考案し、試食会や料理教室を開いたほか、インド文化を学ぶ講座を開催するなど精力的に活動。メティを中心に世代や国籍を超えた地域の輪が広がり、多文化共生への足掛かりを築きました。

今回の受賞は、「多文化共生のために在留インド人の視点を取り入れているユニークな取り組み。文化を理解し合うあり方は他自治体にとっても参考になる」と高く評価されました。「令和5年度 ふるさとづくり大賞授賞式」は16日(金曜日)午後1時から、都市センターホテルで行われ、メンバーは表彰式に参加します。

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