2023年（令和5年）8月14日　サッカー日本代表・長野風花選手が区長表敬訪問

女子日本代表のエースがワールドカップ出場を報告

オーストラリアとニュージーランドの共同で開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」に、日本代表の10番を背負い出場した長野風花（ながのふうか／24歳／リヴァプール所属）選手が本日（14日）、江戸川区役所（中央1）を訪れ、斉藤猛（さいとうたけし）江戸川区長に大会の結果を報告しました。

江戸川区船堀出身の長野風花選手。5歳の時に2人の兄の影響でサッカーを始めました。小学生の頃には男子に混じってプレーし、女子の大会には江戸川レディースの登録メンバーとして出場していました。2014年に開催されたU-17ワールドカップでは飛び級で選出され、日本の初優勝に貢献。2016年のU-17ワールドカップでは準優勝し、大会最優秀選手（MVP）に輝きました。また、2018年のU-20ワールドカップでは日本女子サッカー史上初となる優勝に大きく貢献しました。現在は、イングランドの名門リヴァプールで主力として活躍しています。

長野選手は7月21日（金曜日）から開幕した「FIFA女子ワールドカップ2023」に、なでしこジャパンの10番を背負い出場。強豪スペインに4-0で快勝するなど3連勝で一次リーグを突破し、4大会連続となる決勝トーナメント進出を決めました。5日（土曜日）の決勝リーグ1回戦では、ノルウェーに3-1で勝利。11日（金曜日）に行われた準々決勝ではスウェーデンと対戦し1―2で敗れ、ベスト8で大会を終えました。

本日（14日）午後4時45分、区役所を訪れた長野選手を「長野風花選手　たくさんの感動をありがとう！！」と書かれた横断幕を携えた職員らが拍手で歓迎。本大会での活躍を称え、斉藤区長からは花束が贈呈されました。面会には、江戸川区サッカー連盟の高木秀隆（たかぎひでたか）会長、江田修久（ごうだのぶひさ）理事長、小学校時代の恩師である田中成治（たなかしげはる）監督も出席。ワールドカップでの試合の様子や長野選手の幼少期の話などで歓談しました。長野選手は、「ワールドカップやオリンピックで優勝をしたい」と目標を話しました。斉藤区長は「日本代表に選ばれるだけでもすごいこと」と話し、「江戸川区はこれからも長野選手の活躍を応援します」とエールを送りました。