更新日:2023年8月9日
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2023年(令和5年)8月8日 「第25回旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」 ふれあい橋で15日開催
鎮魂の祈りを捧げ、恒久平和を願う
終戦の日の8月15日(火曜日)、旧中川にかかる「ふれあい橋(平井3丁目)」付近では、東京大空襲の犠牲者を慰霊する「第25回 旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」が開催されます。主催は、「旧中川灯籠流し実行委員会(会長:江頭正恭/えとうまさやす)」。
町工場や住宅がひしめく地域への2時間余りの爆撃によって辺り一面が火の海となり、約10万人もの方の命を奪った1945年3月10日の東京大空襲。旧中川沿いの小松川・平井地区では約4万人が罹災し、猛火に追われて両岸から旧中川に飛び込むなどした約3,000人が命を落としたと言われています。
「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」は、1999年から終戦の日に毎年開催されており、今年で25回目を迎えます。江戸川区と江東区をつなぐ「ふれあい橋」の完成で、交流を深めた両区の住民が犠牲者を悼むとともに、平和の尊さを後世に語り継いでいこうと開催されました。また、2001年には、初代実行委員会会長の加藤勲さんが発起人となり、区民や企業から寄付金を募って船をかたどった慰霊碑「鎮魂(題字:鈴木春朝/平成24年度江戸川区文化賞)」が旧中川河川敷に建立されました。新型コロナウイルスの影響により、2019年を最後に灯籠流しは行わず献花のみの実施となっていましたが、今回、4年ぶりに開催されます。
当日(15日)午後6時30分から行われる式典では、初代会長加藤さんの妻である利子さんらが参列し、地元小学生らとともにふれあい橋から旧中川に献花を行います。今回は、国際連合大学学長のチリツィ・マルワラさんや、元国連事務総長特別代表の長谷川祐弘さん、元宝塚歌劇団の美園さくらさんが、初めて参列します。午後7時からは、「平二南部太鼓(代表:清藤公清)」の演奏を合図に、参加者が鎮魂の思いを込めて両岸から約2,000個の灯籠を流します。
「第25回 旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」
- 開催日時:令和5年8月15日(火曜日)(注)雨天実施、荒天中止
【慰霊碑献花】午後6時から
【式典】午後6時30分から
【献灯】午後7時から - 会場:旧中川ふれあい橋付近(式典は橋上)
- 主催:旧中川灯籠流し実行委員会(会長:江頭正恭/えとうまさやす)
- 後援:江戸川区、江東区及び東京都江東治水事務所
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