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更新日:2023年8月3日

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2023年(令和5年)8月2日 子ども未来館で小学生向け講座「書くぞ つくるぞ 妖怪絵巻」を開催

江戸時代の文字を使い、オリジナルの妖怪絵巻を制作

子ども未来館(篠崎町3丁目)で本日(2日)、江戸時代に使われた文字を学びながら、お気に入りの妖怪を描いてオリジナルの絵巻物をつくる講座「書くぞ つくるぞ 妖怪絵巻」が開催され、小学生12名が参加しました。

子ども未来館は、子どもたちの知的好奇心や探求心を育み、自ら考える力と豊かな感性を養うことを目的とした複合施設。小学生を対象に、自然科学や芸術など幅広い分野を体験的に学ぶことができる講座を数多く実施しています。

本講座は、子どもたちの夏休みに合わせ、自由研究に役立つプログラムとして開催され、区郷土資料室(松島1丁目)の元学芸員の樋口政則(ひぐちまさのり)さんが講師を務めました。

妖怪絵巻を作成する小学生本日(2日)、会場には小学4年生から6年生までの12名が集まりました。初めに、講師から妖怪や巻物のつくりについて説明がありました。平安時代から江戸時代にかけ、主に説話に登場する鬼や妖怪などが群れ歩く様子を描いた「百鬼夜行絵巻」について、描かれている妖怪の種類などを紹介。また、巻物は製本しないため後から紙を付け足すことができるといった形状を解説しました。次に、こどもたちはそれぞれ気に入った妖怪を選び、筆ペンを使って模写。2~3種類の妖怪を、お手本を見ながら丁寧に描いていました。絵を描き終えたら、説明文となる「詞書」や、絵巻物を巻き付ける軸となる「軸木」を貼り合わせ、オリジナルの絵巻物が完成しました。ほかにも、古くは漢字のみを用いて言語を書き表していたことや、漢字を崩して平仮名や片仮名がつくられたことも学び、子どもたちは熱心な様子で聞き入っていました。

講座に参加した児童は「江戸時代に使われていた文字や、妖怪のことを学べて楽しかったです。家に帰ってからもいろいろな妖怪の絵を描いて、もっと巻物を長くしたいです」と話しました。

講師の樋口さんは「子どもたちが、江戸時代の文字や妖怪に興味を持ってくれたようでよかったです。今回の講座の内容を発展させて、夏休みの自由研究のテーマにしてもらえたら嬉しい」と話しました。

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