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更新日:2022年11月10日

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2022年(令和4年)11月10日 手芸教室のボランティアが 特養入所者に「靴下カバー」を寄贈

一足早いクリスマスプレゼントに

区内で手芸教室を開く吉田春恵(よしだはるえ/75歳/南小岩1丁目)さんが、一足早いクリスマスプレゼントにと、教室の生徒らと手分けして製作した手編みの靴下カバー350足を、明日(11日)、区内の特別養護老人ホーム4カ所の入所者に寄贈します。今年で32回目。

製作した靴下カバーと吉田春恵さん吉田さんが靴下カバーの寄贈を始めたのは、区内で手芸教室を開いて15周年を迎えた1990年。教室で余った毛糸を組み合わせ、靴下の形状に手編みし、特別養護老人ホームに入所している熟年者に届けました。後日、入所者から「ありがとう!」などと綴られた心温まる御礼の手紙を受け取ったことが励みになり、この活動を続けることを決意。以来、教室の生徒や友人らと一緒に取り組んでおり、今年で32年目を迎えました。特に阪神淡路大震災や東日本大震災の直後には、神戸市や宮城県、福島県の特別養護老人ホームにも寄贈。2019年の台風19号の際は、被災地を元気づけようと福島県いわき市の介護老人保健施設にも寄贈しました。

吉田さんらが製作した靴下カバーは、純毛の毛糸を使用しており、保温効果が抜群です。大きさが24cmほどで、着脱のしやすさが特徴。ピンクや黄色の毛糸を使った鮮やかなものから白と茶色のボーダー柄のシックなものまで色もデザインも豊富です。

今回製作に携わったのは、吉田さんと手芸教室の生徒ら6名のボランティアの皆さん。製作にかかる時間は、手芸教室の講師を務める吉田さんでも1足当たり約5~6時間。1日がかりの作業となることもあり、それぞれ自宅に持ち寄って、年間を通じて製作に勤しんでいます。

昨年に続き、感染症の拡大を考慮し、入所者の方に直接手渡すことは叶いませんでしたが明日(11日)、区内の特別養護老人ホーム4カ所を順々にまわって届ける予定です。

今日(10日)10時30分、施設に届ける準備をしていた吉田さんは、「老人ホームの皆さんに靴下カバーを贈るのを楽しみに、ほぼ毎日編み続けています。今回はコロナの影響で直接お渡しすることはできないが、一足早めのクリスマスプレゼントとして、喜んでもらえたら嬉しいです」と話していました。

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