2025年5月29日 区立中学校でダンスの出前授業を実施

LDH JAPAN運営スクールのインストラクターが直接指導

区立清新第一中学校（清新町1丁目）では本日（29日）、包括連携協定を結ぶ株式会社LDH JAPANが運営するアーティスト育成スクールのインストラクターによるダンスの出前授業が行われました。生徒は2人のインストラクターの指導のもと、楽しみながらダンスの動きを学びました。

江戸川区は昨年8月、株式会社LDH JAPANと株式会社W TOKYOと包括連携協定を締結。三者連携により、エンターテインメントを活用した魅力発信や区民の健康づくりなどを推進しています。これまでに、子どもから高齢者まで3世代がスポーツを通じて交流を図る「さわやか体育祭」や、小・中学生向けダンスワークショップでLDH JAPAN所属のアーティストが講師を務めるなど、ダンスを通じた連携を深めています。

令和5年度の体力テストにおける中学1年生から3年生までの体力合計点は、区の平均が都の平均を男女ともに下回りました（令和5年度東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査）。区はこれを受け、体育の授業で必修となっており、全身持久力や柔軟性の向上に効果があるとされるダンスに着目。LDH JAPANのダンサーを招いて出前授業を実施し、全身運動による体力の底上げを目指すとともに、プロのダンスを間近で見て一緒に踊ることで生徒のスポーツに対する意識を高めます。教員については、踊りのコツや技術を吸収し、指導力の向上を図ります。清新第一中学校での実施を皮切りに、今年度は全10校で出前授業を行います。

本日（29日）、清新第一中学校に、ダンスインストラクターのMayuka（まゆか）さんとShinShin（しんしん）さんが訪れ、1時間目から5時間目までの体育の授業を担当。自己紹介のあと、さっそくダンスレッスンを開始。運動会のダンスなどでも多く使われているLDHの楽曲「MORNING SUN」を披露したあと、一つ一つの動きを丁寧に教えました。生徒は真剣に指導に耳を傾け、2人の動きを見ながら、リズムに合わせて体を動かしました。振り付けの説明が一通り終わると、全員で一曲通してのダンスに挑戦。テンポの速さに苦戦しながらも最後まで笑顔で踊り切り、生徒たちの顔には達成感が見られました。授業の最後には、全員で記念撮影を行いました。

授業を受けた生徒は、「一つ一つの振り付けを丁寧に教えてもらい、ダンスの動きがよくわかりました。1時間の授業が早く感じるほど、楽しく踊れました」と笑顔で話しました。