更新日:2025年5月13日
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2025年5月13日 区立中学校における理科の実験中の事故
本日(13日)、区立小松川中学校において、理科の授業中、硫化水素の匂いを確認する実験を行いました。授業終了後、生徒2名が体調不良を訴え、近くの病院で受診後、救急搬送される事故がありました(後に、4名追加)。なお、搬送された6名は現在、回復しております。
関係する生徒及び保護者の皆さまには多大なる御心配と御迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げるとともに、再発防止に向けて万全を尽くしてまいります。
1 事故の概要
13日(火曜日)の午前10時頃(2時限目)、小松川中学校の2学年の理科の実験中、鉄粉と硫黄の粉末の混合物を加熱し、その混合物にうすい塩酸を数滴加えて、硫化水素を発生させる実験を行った。発生した硫化水素を教員の指示のもと、手であおいで臭いを確認した。授業終了後、体調不良を訴えた2名が近くの病院で受診後、血液検査を行うため、救急搬送された。その後、体調不良を訴えた生徒4名も同様に、近くの病院で受診後、救急搬送された。
搬送された6名について、医師による診察の結果、異状は確認されなかった。
2 対象校/生徒
小松川中学校 2学年1学級
3 学校・教育委員会の対応
(1)学校から関係生徒の保護者に連絡し、謝罪及び状況の説明を行った。
(2)教育委員会から当該中学校に統括指導主事、指導主事を派遣し、情報収集と対応に関する助言を行っている。
(3) 空気環境の測定等によって、理科室の安全性を確認する予定。
4 再発防止策
改めて観察・実験時の注意事項について点検・確認し、事故防止を徹底するよう、教育委員会より全区立学校へ通知する。
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