2025年5月7日 「江戸川」ナンバー 本日から交付開始

江戸川区らしいデザインで魅力を発信

“走る広告塔”として地域の魅力を全国に発信する「ご当地ナンバー」。「江戸川」ナンバーの交付が本日（7日）から始まり、「一般財団法人関東陸運振興センター足立支部（足立区南花畑5丁目）」では、受け付け開始直後から、普通自動車のナンバープレートの交換手続きをする人の姿が見られました。

区は2022年9月、「江戸川」ナンバー導入の賛否を問う区民アンケートを実施。13,755件の回答があり、「賛成」が7割、「どちらでもよい」を含めると8割以上となり、判断基準としていた7割を超えたため、導入を決定しました。2023年5月には、ナンバーの背景に使用するデザイン案を募集し、4歳から90代の方まで、6,149点の応募がありました。その後、選定委員会で選ばれた候補作品5点の中から気に入った作品を選ぶアンケートでは、区内在住・在勤・在学者など18,777人が回答しました。アンケート結果などを踏まえて国土交通省にデザインを提案し、同省による審査や視認性の確認などを経て、区特産の金魚や花火が描かれた「煌（きら）めく夜空と靡（なび）く金魚」に決まりました。

本日（7日）午前8時45分、「一般財団法人関東陸運振興センター足立支部」では、「江戸川」ナンバーの交付を開始しました。事前申し込みを済ませた区民らが、所定の書類を窓口に提出し、元のナンバープレートを返却すると、同支部の職員がナンバープレートを交付。新しいプレートを取り付け、同支部の検査後に封印が取り付けられたら、手続きは完了です。愛車のナンバープレートを交換した男性は、「この日をずっと待っていました。念願の『江戸川』ナンバーをつけることができて、最高です」と笑顔で話しました。

経営企画部企画課の滝澤耕平（たきざわこうへい）課長は、「区民の皆さんと一緒に作り上げたナンバーをつけた車が、ついに街を走り始めます。多くの方に見ていただき、区の魅力を区内外に発信できれば嬉しい」と話しています。