更新日:2025年3月12日
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2025年3月12日 無料塾「EDO塾」受講生全員が合格
平均5.76ポイント偏差値上昇!
家庭の事情などで学習塾に通うことができない成績上位層の中学3年生を対象に、昨年9月に開講した無料塾「EDO(えど)塾」では、全ての受講生50名が「進学指導重点校」や「進学指導特別推進校」などの志望校に合格しました。
「EDO塾」は、学ぶ意欲があるものの、家庭の事情で塾に通っていない成績中・上位層の生徒に民間の講師による質の高い学習支援を提供することを目的に、昨年9月10日(火曜日)からスタート。入塾テストに合格した50名の生徒が、区立図書館3カ所(中央・小岩・西葛西)に分かれ、週2日のペースで数学、英語、理科、社会の4科目の講義を受講してきました。高校受験の直前となる冬休みには、4科目に国語を加えた5科目を受講する5日間の「冬期講習」を実施。入試を想定した模擬試験などにも参加し、都立高校の一般入試直前の2月14日(金曜日)まで学力の向上を図ってきました。
こうした学習支援により、7月の入塾テストと12月の模擬試験の結果で受講生の偏差値を比較したところ、平均5.76ポイント上昇しました。また、学校での成績も2学期の通知表において、44%の生徒が5科目合計の成績、70%の生徒が9科目合計の成績が上回るなど成果が見られました。
受講生は今年1月から、各自が志望する高校入試に挑戦。受講生50名のうち、東京都教育委員会が進学指導の重点校に指定しており、難関高校とされる「進学指導重点校」に1名、「進学指導特別推進校」に7名、「進学指導推進校」に10名が合格しました。このほか、近隣の都立高校や都内の私立高校など、全ての受講生が志望校に合格しました。講義最終日に実施したアンケートでは、「同じ目標をもった生徒と知り合えて楽しかった。自分の可能性が広がりました」や「EDO塾に通うことで、家庭学習の習慣がついた」など、受講生から感謝の声が寄せられました。
教育研究所の百々和世所長は、「目標に向かって頑張ってきた成果が出たことを大変うれしく思います。今後も高校という新たなステージで、夢に向かって頑張ってほしいです」と話しました。
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