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更新日:2023年11月30日

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2023年(令和5年)11月30日 「第3回えどがわBOXART展」 開催中

段ボールアートの第一人者!東京藝術大学の日比野克彦学長が企画・監修

SDGsの理念である「誰一人取り残さない」、特に多様性の尊重を考えるきっかけにしてもらおうと、段ボールアートの第一人者として知られる東京藝術大学学長の日比野克彦氏が企画・監修した「第3回えどがわBOXART展~箱の中に自分を表現してみよう 箱の中にある他者の気持ちを受け入れてみよう~」を、区総合文化センター(中央4丁目)で開催しています。12月20日(水曜日)まで。

ボックスアートとは、箱の空間を使って様々な表現をする美術作品。絵を描いたり、モノを配置したりすることで、作者の世界観を体現できます。特別な材料を必要とせず、誰でも簡単に取り組めるため、学校の授業などでも行われています。

展覧会を企画・監修する東京藝術大学学長の日比野克彦氏は、ボックスアートを作りながら自分を考える“自分ってなんだろう”、展覧会を見ながらいろいろな人がいることを知る“他者ってなんだろう”、作品をコレクションして他者を受け入れてみる“共に生きるってなんだろう”という3つの問いを投げかけています。

展覧会は2021年から開催しており、今回で3回目。2歳から78歳までの91名が参加し、全112作品が出展されました。過去の参加者が友人を誘って一緒に応募するなど、回を追うごとに反響も大きくなり、今回は初めて海外から出展もありました。会期終了後、来場者が気に入った作品を持ち帰ることができる点が大きな特徴です。

展示作品:命のバトン

「区総合文化センター」中央ロビーの会場には、段ボールや紙、木など材質や大きさが様々なボックスアートがずらりと並びました。作品のひとつ「命のバトン」は、区内の親水公園で仲良く泳ぐカモの親子を描いた水墨画を内側に貼り、小石を配置することで立体的に表現しています。他の作品「メリークリスマス」は、紙や緩衝材などを使い、クリスマスパーティーに参加するため箱から飛び出す鳩を制作しました。どの作品も観る方の想像をかきたてるものばかりです。

区総合文化センターの担当者は、「今回も個性あふれるボックスアートが集まりました。この展覧会を通して“自分以外のこの世界の誰か”に思いを巡らせ、多様性の尊重を考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです」と話しています。

会期は12月20日(水曜日)まで。今年は江戸川区長賞として1作品、日比野克彦賞として44名・46作品が選ばれる予定で、12月10日(日曜日)に表彰式が行われるほか、日比野氏によるワークショップも実施します。作品の受け渡しは12月24日(日曜日)からを予定しています。

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