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更新日:2023年11月3日

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2023年(令和5年)11月3日 「魔法の文学館」 本日オープン

初日は、館長角野栄子さんが来場者をお出迎え

「魔女の宅急便」の作者として知られる江戸川区ゆかりの児童文学作家・角野栄子さんの作品の世界観や児童文学の素晴らしさを発信する「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館/南葛西7丁目)」が本日(3日)、オープンしました。初日の今日は、事前予約した来場者を、角野栄子館長がお出迎えしました。

幼少期から20代前半までを北小岩で過ごした角野さん。長年の業績が高く評価され、2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。翌年、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、偉業を称えました。区は、角野さんの作品と功績を多くの人に知ってもらうとともに、子どもたちが児童文学に親しみ、豊かな想像力を育む場となることを目的に開設しました。

なぎさ公園の展望の丘に建つフラワールーフが特徴の純白の建物は、国立競技場を手がけた建築家、隈研吾さんの設計によるもの。館内は、角野さんのテーマカラーである「いちご色」に彩られた世界が広がります。1階は、魔女の宅急便の舞台「コリコの町」が広がり、角野さんの代表作のキャラクターが登場する壁一面のプロジェクションマッピングや、キャラクターとの会話が楽しめる「黒猫シアター」など楽しい仕掛けがあふれています。2階の角野さんの仕事場を模した「栄子さんのアトリエ」には、直筆原稿や美しい小物が展示されています。1階の「コリコの町の本棚」と2階の「ライブラリー」に配置された本棚には、角野さんが選んだ国内外の児童書や絵本約1万冊があえて分類せずに並べられ、天気が良い日にはテラスや芝生広場に持ち出すなど好きな場所で読書をすることができます。また、3階にあるカフェは旧江戸川を一望できる見晴らしの良い空間で、作品に登場するスペシャルメニューなどが提供されます。

来館者を出迎える角野さん

開館初日を迎えた本日(3日)午前9時30分、事前予約を済ませ、今日のオープンを待ち望んでいた30名が来館。初日の今日は、館長の角野栄子さんが受付近くで「ようこそ、お越しくださいました」などと笑顔で出迎えました。来館者はさっそく館内をじっくりと観覧。プロジェクションマッピングやシアターで映像を楽しんだり、並んでいる本を手に取って親子で読んだりする姿などが見られました。来場者は思い思いに過ごし、角野さんの作品や児童文学の世界を堪能していました。

親子で訪れた女性は、「絵本がたくさんあって、子どもが楽しそうにしているのでよかったです。面白い仕掛けもあってわくわくしますね」と話しました。

同館2階ギャラリーでは、角野さんが世界各地を巡って集めた魔女人形コレクションを紹介する「魔女まじょ展」を来年4月8日(月曜日)まで開催中です。

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