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更新日:2023年4月25日

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2023年(令和5年)4月25日 「食虫植物 ムジナモを育てよう」 26日開催

NHK朝ドラ「らんまん」主人公モデル 牧野富太郎博士が発見

NHK連続テレビ小説で主人公のモデルとされる牧野富太郎博士が発見した、江戸川区ゆかりの水生食虫植物「ムジナモ」。その育て方と歴史を学ぶ「食虫植物 ムジナモを育てよう」を、タワーホール船堀(船堀4丁目)で、26日(水曜日)18時30分から開催します。主催は、えどがわエコセンター。

ムジナモは、モウセンゴケ科に属する浮遊性の水草で、ミジンコなどの動物プランクトンを捕食する食虫植物です。花は1日花で、夏の正午頃のわずか2~3時間しか開花しないため、滅多に見ることができない幻の花と言われます。1890年5月11日に、植物採集のために小岩村伊与田(現北小岩4丁目先)を訪れていた、「日本の植物学の父」とも言われる牧野博士が、池の水面で発見しました。世界的に見ても例が少なく、初めて日本で発見されたことが分かり、全体の形がムジナ(アナグマの別称)の尾に似ていたことから、「ムジナモ」という和名をつけました。

ムジナモ発見の地にあたる小岩菖蒲園は、1921年にムジナモ自生地として国の天然記念物に指定されましたが、数度にわたる洪水で流出し絶滅が確認されたことから、1926年に解除されました。園内には、牧野博士の偉業を称え、1990年にムジナモ発見百周年記念碑が建てられました。なお、ムジナモは絶滅危惧種に指定されています。

今回の催しは、区内でムジナモの保全活動をする江戸川区ムジナモ保存会のメンバーを講師に招き、ムジナモの特徴や育て方、歴史について学びます。実際にムジナモの株と、栽培に必要な鹿沼土や赤玉土など数種類の土も配布し、具体的な育て方のアドバイスや注意点を伝えます。また、ムジナモ発見からの歴史や、保存会の活動なども紹介します。なお、参加は事前予約制で、定員に達したため応募は締め切りました。

また、来月7日には、牧野博士の業績を紹介し、ムジナモの生態や絶滅危惧植物を救う方法について学ぶ講座「ムジナモと草木の精」が、子ども未来館(篠崎町3丁目)で行われます。

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