2021年(令和3年)度の決算状況など

区は、区民のみなさんに納めていただいた税金や国・都からの交付金などを財源として、区民生活に直結する様々な施策を行っています。

今回は、令和3年度決算に基づく、区の財政状況をお知らせします。
（各計数は区分毎に表示単位未満を四捨五入していますので、合計等の計算が合わないことがあります。）

一般会計

歳入

歳入	金額	割合	内容
特別区交付金	981億円	27.3％	都と区で配分する税金(固定資産税、法人住民税など）
国庫支出金	970億円	27.0％	国からの補助金など
特別区税	565億円	15.7％	区が課税・徴収する税金（区民税、軽自動車税、たばこ税など）
繰入金	278億円	7.7％	基金を取り崩したお金など
都支出金	252億円	7.0％	東京都からの補助金など
繰越金	241億円	6.7％	前年度から繰り越したお金
地方消費税交付金	153億円	4.3％	消費税の一部が交付されたもの
諸収入	49億円	1.4％	貸付金の返還金、雑入など
使用料及び手数料	34億円	0.9%	施設使用料や事務手数料など
その他	75億円	2.0%
歳入合計	3,600億円	100.0%

歳出

歳出	金額	割合	内容
福祉費	826億円	25.2％	熟年者や障害者への福祉施策、生活保護、介護保険などの経費
子ども家庭費	721億円	22.0％	子育て支援や、保育関係、ひとり親への福祉施策などの経費
経営企画費	366億円	11.1％	情報化、基金積立などの経費
健康費	320億円	9.7％	各種健診や健康サポートセンター、国民健康保険などの経費
教育費	310億円	9.5％	区立小・中学校、幼稚園などの経費
都市開発費	173億円	5.3％	密集住宅市街地整備や市街地再開発などの経費
土木費	155億円	4.7％	道路・橋の整備、区画整理などの経費
環境費	106億円	3.2％	環境啓発・対策、公園の整備、清掃事業などの経費
生活振興費	89億円	2.7％	地域活動の推進、区民施設の運営などの経費
その他	217億円	6.6%	文化共育費83億円、総務費80億円、産業経済費23億円、 SDGs推進費9億円、議会費8億円、危機管理費8億円、 新庁舎・施設整備費5億円、公債費2億円
歳出合計	3,282億円	100.0%

歳入と歳出の差318億円は令和4年度に繰り越しました。

歳出の性質内訳

特別会計

国民健康保険事業特別会計

• 歳入637億円
• 歳出623億円

介護保険事業特別会計

• 歳入493億円
• 歳出475億円

後期高齢者医療特別会計

• 歳入143億円
• 歳出141億円

経常収支比率

財政構造の弾力性を計る指標で、この比率が高くなると区の独自施策などに使うお金が少なくなってしまいます。
適正水準は70％から80％の範囲内とされており、令和3年度は前年度より2.4ポイント減少し、75.5％となりました。

基金(預金）と区債(借金）

区債残高は、前年度から1億円減少し、2億円になりました。
主要6基金残高は、前年度から73億円増加し、2,176億円になりました。
（注記）主要6基金残高は、財政調整基金、教育施設整備基金、JR小岩駅周辺地区等街づくり基金、大型区民施設及び庁舎等整備基金、災害対策基金、減債基金の年度末合計額。