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更新日:2022年1月26日

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2001年(平成13年)度の決算状況など

区は、区民の皆さんからお預かりした税金や国・都からの交付金などを財源として、福祉や教育など、様々な施策を行っています。今回は、13年度決算にもとづく、区財政の状況をお知らせします。

問合せ

財政課 電話:03-5662-6148

13年度決算状況(一般会計)

グラフ13年度決算状況(歳入)

歳入2,079億円(収入率102.18%)
財政調整交付金 751億円(36%) 都が区民からお預かりし、区と都で分配しているお金
(法人住民税、固定資産税、特別土地保有税)
特別区税 400億円(19%) 区が直接区民からお預かりしているお金
(特別区民税、軽自動車税、特別区たばこ税)
国・都支出金 295億円(14%) 区の仕事に対して国や都から交付されるお金
(負担金、補助金、委託金)
諸収入 157億円(8%) 国民年金保険料、貸付金返還金、雑入など
繰入金 126億円(6%) 基金の取崩しや特別会計からのお金
繰越金 102億円(5%) 12年度から13年度に持ち越したお金
その他 248億円(12%) 施設使用料や事務手数料、道路や学校整備などのために借りたお金

グラフ13年度決算状況(歳出)

歳出1,937億円(収入率96.23%)
福祉費 633億円(32%) 乳幼児などへの子育て施策、保育園や児童館の運営、高齢者や障害者への福祉施策、生活保護、介護保険などの経費
区民生活費 302億円(15%) 地域活動の振興、区民施設の運営、国民健康保険、国民年金、戸籍事務などの経費
総務費 261億円(13%) 情報化の推進、広報や広聴活動、庁舎管理、基金積立などの経費
まちづくり関係費 220億円(11%) 区道や公園整備、区画整理、市街地開発などの経費
教育費 216億円(11%) 小・中学校、幼稚園、図書館、スポーツ施設などの経費
環境費 115億円(6%) 防災や公害対策、清掃事業などの経費
健康費 89億円(5%) 健康施策、公害健康被害補償などの経費
産業振興費 18億円(1%) 中小企業・商店街・農業水産振興などの経費
議会費 8億円(0.5%) 議会活動などの経費
その他 96億円(5%) 借入金の返還などの経費

歳入と歳出の差121億円は、14年度に繰り越しました。

経常収支比率の推移

経常収支比率は財政状況の健全性を計るものさしのひとつです。
13年度は、財政調整交付金などの歳入増により前年度に比べて1.6%改善されましたが、適正水準は70から80%(黄色部分)ですので、引き続き健全財政に向けた取り組みを行っていきます。

グラフ経常収支比率の推移

経常収支比率の推移の表
年度 経常収支比率(%)
平成9年度 78.5
平成10年度 78.2
平成11年度 86.8
平成12年度 82.5
平成13年度 80.9

基金(預金)と区債(借入金)の推移

基金は300億円台を推移し、財源不足時や施設建設時に取崩します。
区債は、10年度をピークに減少していますが、まだ700億円に近い状況です。区債の発行は、必要性を見極めながら、的確に行っていきます。

グラフ基金(預金)と区債(借入金)の推移

基金(預金)と区債(借入金)の推移の表
年度 区債現在高(億円) 基金現在高(億円)
平成10年度 866 309
平成11年度 847 311
平成12年度 805 345
平成13年度 746 396
平成14年度 692 334

基金は、財政調整基金・街づくり基金・文化施設等建設基金の合計額です。
14年度は、繰越金の一部を基金に積み立てる予定です。

バランスシート(貸借対照表)

税金などを財源として整備された資産や、将来返済すべき負債など、「ストックに関する情報」を明らかにするものです。

借方(単位:億円)
資産の部 13年度 12年度 差引
1.有形固定資産 5,286 5,238 48
2.投資等 623 647 -24
(1)投資及び出資金 2 2 0
(2)貸付金 269 290 -21
(3)基金 352 355 -3
3.流動資産 405 332 73
(1)現金・預金 341 271 70
(2)未収金 64 61 3
資産合計 6,314 6,217 97
貸方(単位:億円)
負債の部 13年度 12年度 差引
1.固定負債 1,052 1,096 -44
(1)特別区債 668 717 -49
(2)退職給与引当金 384 379 5
2.流動負債 78 88 -10
(1)翌年度償還予定額 78 88 -10
負債合計 1,130 1,184 -54
正味資産(単位:億円)
正味資産の部      
(1)国庫・都支出金 580 542 38
(2)一般財源等 4,604 4,491 113
正味資産合計 5,184 5,033 151
負債・正味資産合計 6,314 6,217 97

13年度は、前年度に比べ土地・建物・預金などの資産が97億円増加し、負債が54億円減少し、正味資産が151億円増加しています。区では、健全財政を進め、生み出された財源を有効に活用することで、次年度以降の負担となる借り入れをできるだけおさえ、将来にわたってサービスを提供するための資産形成を行っています。

行政コスト計算書

区民サービスのための経費を、「コスト」という側面から明らかにしています。

行政コスト計算書の表
  13年度 12年度 差引
行政コスト 職員の人件費など 444 448 -4
事務用品費
建物の維持補修費
減価償却費
421 423 -2
各種手当・補助金など 681 651 30
区債利子・不能欠損額 32 37 -5
行政コスト計(A) 1,578 1,559 19
収入項目 使用料や手数料など 129 99 30
国や都からの支出金 239 228 11
一般財源等
(区税・財政調整交付金など)
1,306 1,277 29
収入計(B) 1,674 1,604 70
その他調整額(C) 17 5 12
一般財源等の差額(D=B-A+C) 113 50 63
  • 行政コスト1,578億円を区民一人あたりに換算すると、一人あたり24万6,000円のサービスを提供したことになります。
  • 一般財源等の差額が113億円ですが、これは企業で言えば利益を計上したということです。区では、この余剰金を資産形成のための財源として、有効に活用しています。

このページに関するお問い合わせ

このページは経営企画部財政課が担当しています。

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