更新日:2024年12月20日
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2024年12月20日 デフサッカー日本代表・久住呂文華選手による講演会・実技体験 25日
来年11月、「東京2025デフリンピック」日本初開催
デフスポーツへの関心を高めてもらおうと「区立小岩第二中学校(東小岩1丁目/校長:高萩広志/生徒数:547名)」では25日(水曜日)、区内在住でデフサッカー女子・日本代表の久住呂文華(くじゅうろあやか/20歳)選手らを招き、全校生徒を対象にした体験会が行われます。
聴覚障害のあるアスリートの国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」の日本初開催まで1年を切りました。区では、東京2020パラリンピック大会の開催を契機に、区内でパラリンピックの競技が全てできる環境を整備。パラスポーツの普及啓発により、共生社会の実現を目指しています。
聴覚に障害がある久住呂選手は、サッカーの経験がある父や兄の影響もあり、3歳からボールを蹴り始めました。そして小学4年生の頃、聴覚障害者のサッカー「デフサッカー」に出会います。2018年に行われた「第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会」では日本代表として、チーム最年少となる中学2年生でデビュー。初戦で2得点をあげるなど優勝に貢献しました。その後も2022年の「第24回夏季デフリンピック競技大会ブラジル2021」や、2023年の「第4回ろう者サッカー世界選手権大会」などの大舞台に出場しています。
今回の特別授業は、講義や体験を通じてパラスポーツの特徴や魅力を知ってもらう区の独自事業「出前パラスポ体験!」の一環で実施。同校の提案により、区内在住でデフサッカー女子・日本代表の久住呂選手に講師を依頼し実現に至りました。久住呂選手も、「東京2025デフリンピック」を前に、子どもたちに競技の魅力を伝えようと意気込んでいます。
当日(25日)は、久住呂選手と高木桜花(たかぎおうか)選手、大上志穂子(おおかみしほこ)選手の3名が来校。久住呂選手とともに日本代表として活躍する選手たちです。午前8時50分から、久住呂選手が全校生徒を前に、デフサッカー競技やデフリンピックについて講演したあと、来年11月に日本で初めて行われる「東京2025デフリンピック」への意気込みを伝えます。その後、1年生から順に学年ごとに実技体験を実施。聴覚を遮った状態でのジェスチャーゲームや、デフサッカー体験を行います。
久住呂選手による講演会・実技体験
- 日時 令和6年12月25日(水曜日) 午前8時50分から午前12時35分
- 会場 小岩第二中学校体育館(住所:東小岩1丁目6番10号 / 電話:03-3657-1916)
- 講師 久住呂文華選手、高木桜花選手、大上志穂子選手
- 内容 全校生徒に向けた講演会、学年ごとに実技体験会
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