更新日:2024年3月22日
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2024年(令和6年)3月19日 「食品ロスもったいない絵本コンテスト」表彰式
優秀作品は区内の保育施設に配布
江戸川区は本日(19日)、食品ロス削減をテーマに募集した絵本コンテストの表彰式をグリーンパレス(松島1丁目)で開催しました。売れ残った豆腐のストーリーを描いた絵本「とうふのとうこちゃん」で優秀賞を獲得した作者に表彰盾が贈られました。絵本は区内の保育施設などに配布します。
区は、子どもたちに食品ロスの問題に興味を持つきっかけにしてほしいと、幼児向けの絵本を募集する「食品ロスもったいない絵本コンテスト」を開催。「食べ物を大切にする気持ち」や「食べ物に感謝する気持ち」をテーマに、昨年7月1日から10月31日まで、区内外問わず広く作品を募集したところ、9歳~76歳と幅広い年齢層から計17作品の応募がありました。作品は昨年12月、区内の食品関連事業者らで組織する「江戸川区食品ロス削減推進会議」において審査が行われ、優秀賞1作品と入賞2作品が決定しました。
優秀賞を獲得したのは、市村瞳(いちむらひとみ)さんが制作した「とうふのとうこちゃん」。賞味期限が短くなり売れ残ってしまった豆腐の「とうこちゃん」が、捨てられるのがもったいないと思った親子に購入され、おいしい料理になるまでが描かれた作品。食品ロスを減らすために私たちができることを、擬人化した豆腐の気持ちや購入した親子の会話を通して伝えてくれる絵本です。そのほか、西久保京子(にしくぼきょうこ)さんの「太郎と小太郎」、熊野尚子(くまのなおこ)さんの「おやさいさんのへんしんかいぎ」の2作品が入賞しました。なお、優秀賞の「とうふのとうこちゃん」は製本され、今月末に区内の保育園・幼稚園(222園)や区立図書館(9館)に配布するほか、区ホームページで公開します。
本日(19日)13時30分から開催された表彰式には、優秀賞の市村さん、入賞の西久保さん、熊野さんの3名をはじめ、江戸川区食品ロス削減推進会議の田中信人(たなかのぶひと)会長、江戸川区天沼浩(あまぬまひろし)環境部長が出席。天沼部長はあいさつで、「今回の絵本で子どもとその保護者の皆様に食品ロスの大切さを伝えていきたい」と話しました。次に、田中会長よりそれぞれの受賞作品の表紙が描かれた表彰盾と目録が授与されました。受賞者を代表しあいさつをした市村さんは、「6歳の娘やその同年代の子どもたちにも、わかりやすく伝わるようにという想いで絵本を制作しました。食品ロスに興味を持ったり、考えたりするきっかけになってくれたらうれしいです」と話しました。
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